求人を探していると、職種にデータ入力やキーパンチャーと書かれているものがあります。
中には未経験OKのものもあるので、興味をそそられませんか。
事務職を目指している人は、まずはデータ入力の仕事から始めてみるのはどうでしょう。
データ入力の仕事内容
求人の職種にデータ入力やキーパンチャーとあっても仕事の内容は様々です。
入力する内容がほとんど数字で簡単な場合もあれば、連想入力やカナ入力といったちょっと専門的な技術が必要な場合もあります。
同じように思えるタイピングの仕事でも、企業によって求める人材に違いがあるのです。
連想入力についてはこちらを参考にしてください。
入力する対象もWordやExcelだったり専用のシステムだったりしますが、専門職のキーパンチャーでなければ、どれもすぐに慣れることができると思います。
また、仕事の内容はデータ入力しか行わない場合と、データ入力も行いながら一般事務の仕事も含まれている場合があります。
どちらが良いかは、人によって違うと思いますので、仕事の内容はしっかりと確認した方がよいと思いますよ。
必要なスキル
データ入力の仕事をするなら、最低でもタッチタイピングは出来た方がよいと思います。
タッチタイピングができなければ、入力速度も遅いですし何より仕事をする本人が大変です。
タッチタイピングについてはこちらを参考にしてください。
入力の内容が数字のみだったとしても、テンキーのタッチタイピングができれば速くて正確な入力ができます。
テンキーのタッチタイピングは、文字入力に比べれば少し練習するだけで習得することができるので、タッチタイピングができるようにしておくとよいですよ。
テンキーの入力が早ければ、電卓を打つのも早くなりますしね。
また、タイピングの資格にはいろいろなものがありますが、仕事をする上でどうしても必要ということはないので、持っていなくても心配ありませんよ。
でも、タイピングが好きな人なら資格を取得するのも目標ができてよいかもしれませんね。
働き方が選べる
データ入力の仕事には短期のものも多いです。
お役所の仕事などで、一年の内のある時期だけ入力業務が発生することがあります。
そのような仕事だと、2〜3ヶ月の有期のものや1日の勤務時間が短いものなどがあります。
自分のスケジュールとタイミングが合えば気軽に働くことができますよね。
また、在宅でできる入力業務もありますので、時間を有効に活用できます。
キーパンチャーを目指す
タイピングが好きでもっと自分のスキルを高めたいと思う人なら、キーパンチャーを目指すのもよいかもしれません。
今ではキーパンチャーという職種を知らない人も多いでしょうし、仕事自体も減っています。
でも、スキマ産業ではありませんが、数が少ないからこそやりがいもあるように思うのです。
最近はキーパンチャーの仕事もすっかりなくなってしまいましたが、それでもわたしの以前の職場ではフリーのパンチャーさん数人と契約していて、定期的に仕事を発注していました。
カナ入力や連想入力ができるパンチャーさんは、貴重な存在なのです。
その職場でのフリーのパンチャーさんの働き方を知ったわたしは、とても興味を持ったのです。
そこで、自分も連想入力を習得できないかと思っていましたが、残念ながらその会社を雇止めとなり願いはかないませんでした。
事務職へのステップアップ
事務職へ転職したいけれど経験がないという人は、とりあえずデータ入力の仕事から初めてみるのもよいかもしれませんよ。
事務職の求人数は少ない上に競争率は高いので、どうしても経験者が採用される傾向にあります。
そうなると、未経験者はいつまでたっても未経験のままなので、事務職への道は険しくなるばかりです。
その点、データ入力の仕事なら、タイピングスキルがあれば何とかなるので、事務職に比べると採用される可能性も大きいですよ。
データ入力の求人の中には簡単な事務作業が含まれるものもありますし、どちらかと言えばその方が多いかもしれません。
そうやって得た事務作業の経験は履歴書に記入することができますので、事務職へ転職したいと思ったときに有利になりますし、経験が自分の自信にもつながると思います。
おわりに
データ入力やキーパンチャーと言っても、仕事の内容は企業によって違います。
データ入力がメインの場合と事務仕事がメインの場合では、仕事をする側としては全く違いますよね。
自分に合った仕事を見つけられて、更にそれが将来へのステップアップになれば良いですね。