みなさんの職場では担当者を決めるほどのことではないから、「気がついたひとがすればいいよね」といった作業はありませんか。
「気がついたひとがする」とは言っても、気がついてもやらない人ばかりだと、結局は同じ人に負担がかかってしまいますよね。
特に女性の事務員などは、その「気がついたひと」になってしまいがちです。
コピー用紙の補充やトナーの交換をする
複合機の用紙やトナーが無くなっていても、誰も補充や交換をしてくれないことはありませんか。
「誰かがやってくれるだろう」と思っている人や、そもそも一度も補充や交換をしたことがないから、「やり方がわからない」という人もいますよね。
「やり方がわからない」人は、覚える気もないのです。
コピー用紙の補充についてはこちも参考にしてくださいね。
浄水器がある職場ならカートリッジの交換なども同じですよね。
また、トイレの個室のトイレットペーパーがなくなってしまう事もありませんか。
予備のトイレットペーパーが個室内にあるのならよいのですが、別の場所から補充しなければならない場合もありますよね。
トイレに入って、トイレットペーパーのなくなっている個室は避けて、別の個室を使ってあとは知らん顔という人も多いですよね。
ダンボールの片付けやシュレッダーのごみ
ダンボール類がたくさんたまってきたら、処分するためにつぶしてひとまとめにしなければいけません。
古紙や雑誌類も仮置き場はあっても、処分するためにはヒモなどでまとめておく必要がありますよね。
担当が決まっていればよいですが、これも気がついたひとがする仕事ではないですか 。
シュレッダーのごみが一杯になっていても、自分が使うときだけ何とか押し込んで使えればよいという人も多いので、気がついたひとが片付けなければいけません。
シュレッダーのごみ袋を交換するときは、細かい紙片が散らかるので、掃除も大変ですよね。
ちょっと面倒に思うのか、放置されるケースが多いですよね。
複合機の画面のよごれや給湯室のよごれの掃除
複合機の画面がよごれていて、コピーするときに汚れが写りこんだり線が入ってしまったりすることはありませんか。
自分の資料だから、これくらいならいいかと思ってそのまま放置すれば、次の人がまた同じ思いをすることになります。
給湯室のよごれにしても、「まっいいか」とほったらかしにしておくと次に来た人がイヤな思いをすることになります。
よごれが気にならない人はそのままにしておくのでしょうが、きれい好きな人や気がついたひとがきれいに掃除してくれるのでしょうね。
手が離せないときの電話
気がついたひとがすればいい仕事ではありませんが、電話が鳴っても何となく誰かが出るだろうという人がいますよね。
「後輩なんだから」とか「女性なんだから」といった理由で、一番電話に出やすい状態であっても電話に出ない人がいます。
こちらは忙しくて手が離せないときでも、誰かが出るだろうという感覚の人は多いのです。
「お願いだから電話に出てっ(泣)」ってとき、ありますよね。
おわりに
気がついてはいるのだけれど、今は忙しくて手が回らないときもあるかもしれません 。
だから、みんなで助け合うことができれば、気持ちのよい職場になるのでしょうけれど。
「気がついたひとがする」仕事は、家庭の中でのおかあさんの仕事のようですよね。
雑用と言ってしまえばそれまでですが、これらの仕事をする人がいなかったら職場も家庭もたちまち混乱してしまいますよね。
誰からもほめられないかもしれませんが、「気がついたひとがする」仕事は大切な仕事なのです。
「気がついたひと」になることも時には必要かもしれませんね。