上司や同僚の趣味の話。雑談に付き合うのも、意外に面白い。

上司や同僚の話を聞く 事務職

仕事中に上司や同僚が、仕事以外の話をしてくることはありませんか。

忙しいのにちょっと迷惑だなと思いながら、仕方なく聞かされることになりますよね。

でも、みんなそれぞれ趣味や楽しみを持っているので、面白い話を聞けることもあるのです。

話下手でも聞き上手にはなれる

わたしは人付き合いがあまり得意ではないので、職場の人と必要以上に仲良くなることはありません。

積極的に人に話しかけることはないので、プライベートな話は聞かれない限りはしませんし、わたしの趣味など知っている人もいません。

ただ、相手の話を聞くことは嫌いではありません。

自分の話を一方的に話すだけで、こちら側の意見を求めてこないような人なら、聞いているだけでいいのでとても楽です。

そんな人の場合は真剣に聞いている姿勢を見せるだけで、相手は満足してくれるのですよね。

話下手のわたしですが、愚痴や人の悪口でない限りは、他人の話を聞くのは苦痛ではないのです。

専門的な話は案外おもしろい

上司や同僚に専門的な話をされても、よく理解できないことも多いです。

でも、話の内容によっては、自分の知識が増えたり意外な発見もあったりするので楽しくもあります。

普通の人では経験することのないような話や、奥深い知識を持ち合わせている人の話は珍しい内容も多いのですよね。

これまで、数学や物理に強い人、電気工事関連の資格を取りまくっている人、自衛隊オタクの人等々、わたしの人生には一切縁のない趣味の人が周りにたくさんいました。

上司の趣味

そんな人の専門的な話は、わたしに知識がないので半分くらいは理解できませんが、それでも聞いていると面白いのですよね。

もしも聞いていて疑問に思うことがあって、何気なく質問でもしたのなら、期待している10倍くらいの答えを返してくれますしね。

知識が豊富なので、こちらが興味を示せばいくらでも教えてもらえるのです。

相手に親しみがわく

上司や同僚の専門的な話や趣味の話を聞いていると、仕事上では見せない相手の別の面が見えるのです。

この人がこんなことに夢中になるのかと意外性があったり、こんなに専門的な知識があるのかと少し尊敬したりすることもあります。

普段、怖くて近寄りがたい上司でも、自分の好きなことの話になると、優しい表情になりますしね。

職場で周りとあまり会話をしない無口な人が、自分の趣味を語るときには、ものすごく饒舌になって驚かされることもあるのです。

宝塚好きの人

わたしは今まで何度か転職をして、いろいろな職場を経験しましたが、面白いことに、どの職場に行っても必ず一人は宝塚好きの人がいました。

年齢的な事(60代)も関係しているのかもしれませんが、それだけ人気があるということなのでしょうね。

宝塚好きの人は劇場で講演を観た休み明けには、興奮状態で舞台の話をしてくれます。

話を聞いているわたしまで、感動や興奮を味合わせてもらえるのですよね。

そんな宝塚好きの人から、何度か一緒に観に行くようお誘いを受けたこともあります。

でも、わたしの性格上、宝塚を一度でも観ると、きっとハマって抜け出せなくなってしまうと思うのです。

なので、長年にわたり、あえて宝塚は観ないようにするという謎の努力をしています。

元気をもらえる

自分の趣味や好きなことについて語っている人を見ていると、何だか元気をもらえませんか。

熱中できることがあるのはとても幸せなことだと思いますし、うらやましくもあります。

以前仕事の昼休憩に、同僚が休日に行ったアイドルのコンサートの報告をしてくれたことがありました。

同僚の趣味

2階席だったけど、アイドルと目が合ったとうれしそうに話しているのを聞くと、少し笑えましたが午後からの仕事も楽しく出来るのですよね。

他にも、連休中に自衛隊のイベントに参加して、日焼けの跡が残った顔で元気いっぱいに出勤してきた先輩の姿を見るとほほえましくなるのです。

おわりに

人はそれぞれいろいろな趣味や夢中になっていることがありますが、他人から見るとちょっと理解できない部分もあります。

でも、どんなことに夢中になっていたとしても、一所懸命な姿は話を聞く方も楽しくなるのですよね。

わたしは聞く側がほとんどですが、そうやって話を聞くことで、みなさんのエネルギーをもらえているのだと思います。