一所懸命仕事をしていても、ミスしてしまうことがあります。
そんな時、謝るより前に言い訳したせいで、余計に相手を怒らせてしまったなんてことはありませんか。
言い訳ばかりされるのも、気持ちの良いものではありませんよね。
あまりに言い訳しないと誤解される
わたしは言い訳するのが嫌いなので、何かミスを指摘されたら、どんな事情があってもとりあえず謝ってしまうタイプです。
決して正義感が強いとか、気が弱くて言い訳出来ないという事ではなく、言い訳するのがおっくうなのです。
ただ、誤解がある時や仕事に影響がある時には、きちんと釈明しておかなければいけないとは思います。
ずいぶん前のことですが、全く身に覚えのないことを言われたことがあったのですが、いつものように否定せずに放置していました。
そのせいで、自分の知らない悪い物語が出来上がって、周りに広まっていたことがあったのです。
さすがにそれは自分でもよくないと思ったので、事実でないことについてはなるべく否定するようにはなりました。
それでも、言葉が多い方ではないので、知らないうちに誤解されていることも多いのですよね。
言い訳ばかりの人
何か問題が起こるたびに、言い訳ばかりを繰り返しているような人だと、また言い訳してるなと思って、その人の話をちゃんと聞かなくなりませんか。
仕事上でもミスを認めなかったり、とりあえずいい訳から始まったりする人って多いのですよね。
そのミスは自分のせいではないとか、今日は自分が担当していないなど、とにかく自分は関係ないと言いたいようなのです。
言い訳の多い人が自分の職場にいても大変ですが、取引先など他社の人だともっと難しいと思いませんか。
他社の人のミスの場合、会社レベルで話をすることになるので、いくらその人のミスでなくても会社として対応して欲しいのですよね。
言い訳ばかりしていると、会社を背負っているという自覚が欠けている人だと思われてしまいますからね。
言い訳から嘘になる人
あまりに言い訳ばかりしているせいで、つじつまが合わなくなって、嘘までついてしまう人がいます。
そんな人って饒舌なんですよね。
とにかく思いつくまま話して、その場を取りつくろうとするのです。
最終的にはその人の中で話の整理がつかなくなって、嘘の話が出来上がってしまうのでしょうね。
わたしが仕事でそんな人に出会うと、緊急でない時には、相手の気のすむまで話を聞くようにしていますが、忙しい時にはちょっと困ってしまいます。
その後、その人の嘘がばれてしまうこともありますが、何事もなかったかのように振舞う人もいるので、こちらの方が驚いてしまいます。
きっとその場を取りつくろうだけの言葉なので、言った本人は忘れてしまっているのかもしれませんね。
言い訳する人は信用されなくなる
いつも言い訳を聞かされていると、その人の話をあまり真剣に聞けなくなってしまいます。
言い訳の長い話を聞くよりも、すぐに次の行動が欲しい場合ならなおさらです。
相手の話も適当に聞くようになってしまいますし、信用を無くして他の人に後処理をお願いすることもあります。
できれば言い訳の多い人とは関りを持ちたくないと思いますよね。
でも、仕事をしていると仕方なく関わることになるのですよね。
おわりに
言い訳ばかりしている人と、わたしのように言い訳をあまりしない人のどちらがよいのかはわかりません。
でも、案外言い訳する人の方が、残念なことに世間的には評価が高いケースもあるのですよね。
それでも、わたしは言い訳するのは面倒だなと思ってしまう、変わり者なのです。