仕事の中で、紙の書類を扱うことは多いですよね。
そんな時に、自分の指先が乾燥していると1枚めくるだけでも上手くできないことがあります。
スマートに紙をめくるには、便利な文具を使うとよいのです。
数え間違いが起きる
書類の数え間違いもよくないのですが、お金を数え間違えるのは絶対に避けなければいけませんよね。
特に新札だと2枚がぴったりくっついていることもあって、充分に気を付けていないと、重なっていることがわからないこともあります。
また、たくさんの書類の枚数を数えるとなると、乾燥した指では時間がかかってしまいますし、急いでいるときは、そんなことでもたもたしているとヒンシュクを買ってしまいます。
その辺にある消しゴムを使ったり、指に輪ゴムをはめたりしてめくることもできますが、ちょっと格好が悪いですよね。
ましてや指をなめるなんて行為は絶対にやりたくないですし、やらない方がいいに決まっています。
手の保湿
たくさんの紙を扱っていて、指先が乾燥してしまったことはありませんか。
以前、印刷を主に扱う職場で働いていたことがありますが、みんな手の乾燥に悩まされていました。
紙との摩擦で指先のバリア機能が低下したり、皮脂が紙に奪われてしまったりすることで、乾燥してしまうのですよね。
そこでハンドクリームなどで、手の保湿は欠かせませんでした。
同僚の中には、薄い布製の手袋をはめて仕事をしている人もいましたね。

文具を使う
手の保湿も大切ですが、文具を使うことで対応もできます。
紙をめくるときに補助の文具として、指サックやクリームなどがあります。
指サックは人差し指や親指にはめて使いますが、指の腹に貼って使うシールタイプのすべり止めもあります。
また、昔ながらのスポンジで指を濡らす方法もあります。
指サックのような形状のものをペンに付けて使うものもあります。
いろいろな指サック
指サックには多くの形のものがあって、値段も様々なので何を使えばよいのか迷ってしまいますよね。
とは言っても、それほど高価なものではないので、いろいろ試して自分が一番使いやすいものを選ぶのがよいと思います。
パッケージにサイズの穴が開いているものなら、自分の指を指し込んでサイズを確認することができます。
ただ、そうやって購入したものでも、実際に使ってみると「何かちょっと違う」ということもありますが。

また、ペンに付ける紙めくりもあります。
自分が使いやすいペンの場所にはめておいて、書き込みをしながら、ペンを置かずに次のページをめくることができるので便利です。
指サック以外のもの
指サックを長時間はめていると、締め付けやムレが気になったり、不衛生に感じたりする人もいると思います。
そんな場合は、シールタイプのものがありますよ。
指の腹に貼って使うので締め付けられることはありませんし、交換頻度も高いので、少しは衛生的です。
また、固形のクリームタイプのものなら、指先に塗るだけでいいので指先の違和感を軽減できます。
ただ、使用後は指先を洗う必要があります。
他には、昔ながらのスポンジを水で濡らして使うタイプもあります。
こちらは使っていくうちにスポンジが劣化してしまうので、交換が必要になります。
スポンジの劣化が気になるなら、ボールタイプのものもあります。
紙めくりボールなら、水ではなく除菌液を入れることもできるので、衛生的に使用することができます。
おわりに
わたしが入社したのは40年以上も前のことですが、当時指サックは会社支給のものしか使えませんでしたし、オレンジ色の3サイズでした。
自分の指にちょうど良いものはなく、大きいと外れてしまうので少しきつめのものをはめて使っていました。
でも最初のうちはきつく感じていても、使っているうちにゴムが伸びて自分の指にフィットしてくるのですよね。
ただ、使い心地が良くなるころには、指サックの表面もすり減ってしまって、廃棄となるのですが。