災害時の緊急帰宅に備えるには。職場でやっておきたい対策。

緊急帰宅に備える 事務職

近年は自然災害が多発しているので、誰もが日頃から災害対策について考えておく必要がありますよね 。

家庭での対策はもちろんなのですが、働いている職場でも普段から準備されていることと思います。

大企業なら専門部署に任せておけばよいのでしょうが、中小企業や小さな会社では社員それぞれが対策をする必要があるのです。

雨漏りなどの水の侵入に備える

以前勤めていた会社での出来事です。

5階建てのビルの4階に職場がありました。

その年の台風だったと思うのですが、横殴りの大雨が降った時に天井から雨漏りがしてPCの周辺機器が濡れてしまったことがありました。

上の階で水漏れがあったわけではないのに、5階建ての4階のフロアで何故か雨漏りしてしまったのです。

原因は老朽化したビルの壁にひび割れがあり、そこから雨水が侵入して、ちょうどわたしたちのフロアの天井から漏れてきたためでした。

濡れたのは高額な機器でしたが、幸いにも故障はありませんでした。

壁の補修が終わるまでは、雨予報のたびに機器にカバーをかぶせて、雨漏りのしない安全な場所に動かしていました。

そして、雨漏りのする天井の下にはバケツを設置して対応したのでした。

天井からの雨漏りでなくても、事務所の窓や入り口の近くに機器を置いていると、飛来物などで窓や入り口が壊れたときには雨で濡れてしまいます。

雨漏りなどないと思っていても、不測の事態が起きることもあるので注意が必要なのですよね。

可能なら機器を安全な場所に移動させたり、カバーやシートをかけたりしておくと安心ですよ。

そして窓ガラスやガラス製のドアには、養生テープを貼ってガラスの飛散防止対策をしておきます。

養生テープ

養生テープは便利なのですが、台風の接近前になって急いで買いに行っても、売り切れてしまっていることも多いので、日ごろから余分にストックをしておくのが安心ですよね。

養生テープなら別の用途にも使えますしね。

停電や雷に備える

職場にUPS(無停電電源装置)が導入されていれば、いきなりの停電でもあわてることはないと思いますが、小さな職場になると導入されていないところの方が多いですよね。

職場全体でも個人単位でもいいので、日ごろからバックアップを習慣づけたり、こまめなデータの保存を心がけていたりすれば、いざという時でも最小限の被害で済みます。

昔はサーバーがダウンしたり、パソコンがフリーズしたりして、せっかく作成したデータが消えてしまったなんてことがよくありました。

わたしの年代の人だと、そんな苦い経験をした人も多いと思います。

そのために、わたしは普段から必要以上にデータの保存をする習慣がついてしまいました。

また、落雷による「雷サージ」という現象で機器が故障してしまうことがあります。

雷ガード付きの電源タップを使用すれば安心ですが、なければ帰社時に電源を落とせるものは落として、電源コードも抜いておくと安心です。

万が一の落雷による被害を防ぐことができます。

出勤体制の連絡

台風なら地震やゲリラ豪雨よりも数日前から対策をすることができます。

あらかじめ天候の悪化が分かっている場合には、会社としての出社や帰社の基準を、上司に確認しておくことが大切です。

総務担当者なら、出勤体制を全社員に通達しなければなりません。

また、会社が休みになっても、中にはどうしても出勤しなければならない人もいます。

そんな人のためにホテルの確保も必要になるかもしれません。

電車などの交通機関の情報もこまめに入手して社員に発信すると共に、遠方の人は早目に帰ってもらったり、無理に出社しないようにしてもらったりすることも大切です。

可能であれば車通勤の人が手分けして社員を送迎できるように手配することも必要かもしれません。

非常持出袋の準備

以前の職場では社員一人ひとりに「緊急帰宅支援セット」が配布されていました。

災害時に自宅や避難所まで行くために、非常用の備品が入ったリュックが準備されていたのです。

今の職場にはそんなものはありませんが、自宅までは徒歩で1時間半もあれば帰れるので、何とかなるかなとは思っています。

それでも、災害の状況によっては自宅に帰ることができない場合もあるので、あらかじめ自分で必要なものを職場にストックしておくことも必要だと思っています。

非常持出袋

おわりに

大きな災害でなくても、ちょっと大雨になるだけで交通機関がマヒしてしまいます。

日ごろから、常に自分の身に起きることを想定して出来る限りは準備しておきたいものですよね。

結局、自分の身は自分で守るしかないことを、最近強く感じるようになりました。