事務所の掃除は毎日されていると思います。
でも、大体は床と机やテーブルの上といった大まかな掃除ではないですか。
細かい部分に目をやると、結構汚れている場所があるのです。
引き出しやキャビネットの中の汚れ
引き出しの中は、ほこりや消しゴムのカスなどで意外に汚れています。
引き出しの中に入っている物を全部出してみると、結構ゴミがたまっているのですよね。
キャビネットの中も、目に見える範囲はきれいでも奥の方やあまり出し入れしない部分は汚れていたり、クリップや付箋などが落ちていたりします。
行方不明になっていた書類がひょっこり見つかることもあります。
時々は中に入っているものを全部出して掃除してみるのもよいと思いますよ。
パソコンの汚れ
パソコン本体や画面は日ごろから掃除しているとは思います。
でも、注意して見ると汚れている部分が他にもありますよ。
普段はざっと拭くだけの本体部分も、ちょっと丁寧に拭くと本来の色が現れたなんてこともあるかもしれません。
また、パソコンのファンの周りにはほこりがたまりやすいですよね。
ファンは裏側や目につきにくい部分にあるので、普段は見逃してしまいます。
パソコンの熱がこもる原因にもなりますので、定期的にほこりを取り除くようにするとよいですよ。
キーボードやマウスの汚れ
キーボードにもほこりがたまりやすいですよね。
エアーダスターを吹き付けるとびっくりするくらいほこりやごみが吹き上がりませんか。
キーボードをひっくり返して、角をコンコンと叩きつけるだけでも、キーの間に入ったほこりやごみが出てきます。
紙の切れ端やホッチキスの針など、いろいろなものが出てくると、いつの間に入ったのだろうと思ってしまいますよね。
キーボードの中に異物が入っていると、キー操作に影響が出ますので定期的に掃除した方がよいですよ。
また、よくタッチするキーは表面の汚れが特に目立つので、OA機器用のウエットティッシュなどで拭きとるようにします。
マウスも直接手が触れる部分は気付かないうちに汚れているものです。
表面の汚れを拭き取るだけでも気持ちよく仕事ができると思います。
掃除するときに注意したいのは、キーボードやマウスとパソコンの接続を切り離してから行うことです。
接続したまま掃除していると変な場所でクリックされて、見たことのない画面が表示されてしまって大慌てすることになりますので。
OA機器の汚れ
コピー機のガラス面は常にきれいにしておかないと、コピーの仕上がりに影響が出ます。
本体もほこりがたまりやすいですし、大勢の人が触れるタッチ画面や持ち手部分は特に注意して掃除します。
ルーターや外付けのハードディスクなどのほこりも取り除いておきたいですよね。
静電気で汚れがキャッチできる、はたきのようなものでほこりを取ると簡単でよいですよ。
ただ、掃除の際に機器を動かすと、接続しているケーブルが抜けたり緩んでしまったりすることがあります。
掃除が終わったら、ケーブルがしっかりと接続されているか確認して、念のために押し込んでおくと安心です。
掃除したのはいいけれど、ネットにつながらなくなったとか、機器が動かなくなったなんてことになったら大変ですものね。
備品の汚れ
事務所内にはたくさんの備品があります。
セロハンテープの台や穴あけパンチなど多くの人が使う共用の備品には案外汚れが付いています。
毎日使っているものだと、汚れているのを目にしても気付かないものなのですよね。
セロハンテープの交換時や穴あけパンチのパンチごみを捨てるタイミングなどに、ついでに本体のほこりや汚れをきれいにするのも良いかと思います。
また、ごみ箱などは本体の掃除は中々しないかと思います。
丸洗いできるごみ箱なら、年に一回くらいは洗ってしまうのもよいですよ。
洗えない素材なら、本体の周りや内側の汚れを拭き取るだけでもスッキリします。
いくらごみを入れるものとは言っても、ごみ箱自体が汚れていたのでは、あまり気持ちの良いものではありませんよね。
おわりに
普段目にしていても、小さな汚れは中々気付きにくいですし、忙しい毎日の中では対応しきれない部分ではありますよね。
仕事の手が空いた時や、やる気が出ない時などに掃除してみるのもよいかもしれませんよ。
ちょっとした気分転換にもなりますし、きれいになればみんなが気持ちよく仕事ができますしね。