履歴書や仕事の書類を郵送するときに貼る切手はどんなデザインのものがよいのでしょう。
記念切手で目立たせるのがよいか、普通の切手にしたほうがよいのか、切手を貼る場所にも気を配った方がよいのか。
小さなことではありますが、ちょっと悩んでしまう切手のことについてご説明しますね。
記念切手を貼ってもよい?
履歴書を郵送する場合には記念切手は避けた方が無難だと思います。
記念切手を貼って送ったから不採用になるということはないでしょうが、担当者によって考え方は違いますので通常の切手を貼る方が安心です。
運悪く「履歴書を送るのに記念切手なんか貼って」と思うような採用担当者だったら、あなたの印象を悪くしてしまいますから。
人によって考え方が違うよ。
仕事でも記念切手を使用しない方がよいという人もいるようですが、いつもやり取りのある方に送るのであれば、記念切手を貼っても大丈夫だと思いますよ。
相手のことを思い浮かべながら、その人に合わせた絵柄の切手を選ぶのは楽しいですよ。
記念切手を貼るかどうかは受け取る相手次第でしょう。
切手を貼る位置は?
通常の縦長の郵便物なら多くの人が左上に切手を貼っていると思いますが、洋形封筒のように横長の封筒の場合左上なのか右上なのか迷いますよね。
郵便局のホームページのQ&Aには
郵便切手は郵便物の表面の左上部(横に長いものは、右上部)に貼っていただくようお願いいたします。
郵便局HP
とあります。
洋形封筒のような横長の封筒は右上に切手を貼るのが正解です。
封筒の種類についてはこちらを参考にしてくださいね。
切手を複数枚貼ってもよい?
3枚くらいであれば縦長の封筒は縦に、横長の封筒は横に並べて貼ります。
出来るだけ辺を揃えて切手同士が重ならないように見栄えよく貼りましょうね。
また、はがれないようにしっかりと丁寧にのり付けしておきましょう。
でも手元に料金とぴったりの金額の切手がなくて、合わせると5枚とかそれ以上の枚数になってしまうケースがあるかと思います。
金額分だけ貼ってあるのだから絶対にだめというわけではありませんが、寄せ集めの印象を与えてしまうことになりますので、特に大事な書類や履歴書を郵送する場合には避けた方がよいでしょう。
そんなときは手間でも郵便局の窓口に持って行くか料金分の切手を購入するかどちらかにしましょう。
履歴書を郵送する方法についてはこちらをご覧くださいね。
切手の金額は?
郵便物に貼る切手の金額は、郵便物の規格と重さによって決められています。
切手の金額や種類については郵便局のホームページをご覧になってくださいね。
郵便物をあらかじめ自宅や職場のはかりで測って郵便局に持って行き、郵便局で改めて測ってもらうと重さが違っていることがあります。
また、はかりの種類によっても数値に誤差がでることがあります。
ばね式のはかりだと針がどの目盛りを指しているか微妙な場合がありますよね。
郵便物を多く出す事務所なら、郵便料金に対応したデジタルのはかりが一つあれば重宝しますよ。
郵便はかり(レタースケール)にはいろいろな種類があり、金額にも幅があります。
角形封筒のように大きな郵便物を測るときに、デジタルの小さなはかりだと郵便物を乗せたときに肝心の数値が見えなくなってしまいます。
大きな郵便物が多いのであれば、郵便物を立てかけて測ることが出来るはかりもありますので、購入の際にはよく機能を確認してくださいね。
ただ、ほんの1グラム違うだけで切手の料金が変わることもありますので、測った重さがぎりぎりで自信がないときは郵便局の窓口に持って行くのが一番ですよ。
おわりに
切手の種類も迷うところですが、一番大切なことは料金不足にならないようにすることです。
正確なはかりで測るか、郵便局の窓口に持って行くかして届ける相手に失礼のないようにしてくださいね。