編み物の小物はジュエリーボックスのリメイクで〜編み物道具の収納③〜

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編み物用の道具はサイズがバラバラで、小さなものも多いので、箱に仕切りをつけて収納しようと思っています。

カルトナージュの作品を参考にしようと、いろいろ見てみましたが、厚紙を使って一から箱を作らなければいけないようです。

わたしは出来るだけ楽に作りたいと思っているので、箱は出来上がったものを使うつもりです。

何か代用できるような箱はないかと家の中を探してたところ、ちょうどいいものを見つけました。

独身時代から使っているジュエリーボックスです。

古くなったジュエリーボックスのリメイク

今まで気づきませんでしたが、よく見ればカルトナージュのジュエリーボックスです。

でも、30年以上も前から使っているジュエリーボックスなので、色あせやシミで薄汚れています。

この年(50代後半)になると、アクセサリーを身につけることもほとんどなくて、ジュエリーボックスもドレッサーの上に、ただ置いてあるだけになっていました。

本当は何歳になっても、身なりに気を付けてオシャレを楽しむことが大切なのでしょうが、今のわたしにとっては編み物の小物を収納することの方が、オシャレをすることよりもちょっとだけウエイトが高いのです。

ジュエリーボックスの中身をドレッサーの引き出しに移し替えて、リメイクすることにします。

ジュエリーボックス

ジュエリーボックスをバラしてみる

カルトナージュのジュエリーボックスなので、そのまま上から新しい布を貼りつけようと思います。

ただ、今のままでは貼り付けるのが難しそうなので、ある程度までバラしてみようと思います。

ボンドで貼ってあるだけのようなので、すき間からマイナスドライバーを差し込んで、少しずつはがして分解してみました。

分解

本体とフタをつなげていたリボンは、貼り付ける位置の調節が難しそうなので、本体側だけはがさずに残しておきました。

こうやって分解してみることで、箱の構造がよく分かって、カルトナージュの勉強になりました。

準備したもの

フタ、本体外側、本体内側用に布を3種類準備しました。

フタにはキルト芯を入れてふんわりしたイメージにしたいと思います。

引き出しの取っ手用にボタンを2つ準備します。

布はそれぞれのサイズに1cmくらいののりしろをとって切りそろえます。

下準備

貼りつけは木工用ボンドを薄めて使用します。

本体に布を貼る

分解したフタの外側、本体外側、本体内側それぞれに布を貼りつけていきます。

フタは外側にキルト芯を貼りつけたあと、上から布を貼りつけます。

貼り付け

上段の仕切りは細かすぎるので、入れる小物のサイズに合わせて仕切りの位置を変えることにします。

内側の布が一番多く必要になりそうです。

組み立て

布を全て貼りつけたら、組み立てていきます。

組み立ては木工用ボンドを薄めるとちょっと不安があるので、薄めずに原液のまま使いたいと思います。

フタと本体を止めるためのリボンはフタを開いたときにちょうどよい角度で止まるように調節します。

それぞれの部品を元どおりに貼り付けます。

箱の上側の仕切りは、小物のサイズに合わせて貼りつけます。

引き出しの取っ手用のボタンを外側にして、力ボタンのように小さいボタンを内側から縫い付けて出来上がりです。

編み物道具の収納
組み立て

さっそく、編み物の小物類を入れてみました。

収納

箱の内側や引き出しなど、ピッタリのサイズなので、一から厚紙で箱を作るときには、数ミリの狂いも許されないのだと思います。

しっかり勉強して、いつの日か厚紙から箱を作って、カルトナージュ作品を完成させてみたいと意欲がわきました。

おわりに

これで編み物の道具の収納が全てリメイクできましたが、それぞれ雰囲気がバラバラで、統一感がないのがちょっと残念なところです。

編み針、小物の収納

でも一つだけ満足していることは、マーブルチョコレート以外は家にあったもので作れたことです。

わたしの勝手な思い込みなのですが、カルトナージュは高い受講料を払って教室に通って、高価な材料で作るお金もちの奥様の趣味というイメージでした。(決してそんなことはないのでしょうが)

わたしにはあまり縁のない趣味のように思っていたので、自分でもカルトナージュのまねごとができたので、ちょっとうれしく思いました。

自分なりに楽しめるのなら、きっとそれでいいのですよね。