最近では家電や電子機器にも時計の機能が備わっているものが多くあります。
仮に腕時計などを持っていなかったとしても、時間を確認することは可能です。
常に時間を確認する習慣を身に付けると、いろいろなことに役立てることができますよ。
待ち時間の確認
電話をかけて保留にされたり、病院の待合室や携帯ショップで待たされたりと、生活の中で「待つ」という行為は多くありますよね。
自分が待たされている時は、「待つ」時間は特に長く感じられるもので、実際には数分なのに十分以上待っているように思うことがあります。
いつまで待てばよいのかが分からない時などには特に長く感じられますよね。
とりあえずは、何時何分から待っているのかを確認しておくだけでも、待ち時間のイライラを軽減することができるかもしれませんよ。
待たせるとき
仕事や普段の生活の中で、人を待たせることもありますよね。
待たされるのは長く感じられるけれど、相手を待たせる場合には逆に短く感じてしまいませんか。
誰かを待たせる時には、待たされる人の身になって対応しなければ、相手の怒りを買ってしまうことになりますよね。
職場では、仕事を頼まれたときに、その時点の時間を確認して、「○○時までに提出します」といったようにはっきりとしたタイムリミットを伝えれば、相手も安心して仕事をまかせることができると思いますよ。
仕事を受けた自分自身も、「〇〇時までに終わらせる」という目標がはっきりしているので、効率よく仕事ができるのではないでしょうか。
また、家族と出かけるときに身支度が遅くなっても、「もうちょっと待って」と言うよりも「〇時〇分までに支度するから待って」と言えば、きっと喧嘩も減ると思いませんか。
電話や来客の時間
仕事で電話がかかってきたり来客があったりした時に、今何時何分なのか確認する習慣をつけるとよいですよ。
時計が近くになくても、電話機やパソコンで時間の確認ができます。
担当者が不在のときにはメモなどで報告すると思いますが、必ず時間を記入しますよね。
かかってきた電話が思いがけず長くなってしまったときには、話を切り上げたりかけ直したりする判断の目安にもなりますよ。
何かトラブルがあったときにも、時間をはっきりと把握しておけば、後の対応に役立つかもしれませんよ。
所要時間の確認
就職試験で面接会場へ行くときや、客先の企業を訪問するときなどに所要時間を知っておくことが大切です。
特に、就職試験の場合は事前に所要時間を確認しておいて、当日は余裕のある行動をしたいですよね。
全体の所要時間とは別に、電車の所要時間・バスの所要時間・徒歩の所要時間など、それぞれ分けて時間を把握しておけば、何かトラブルがあったときに、どこで調整すればよいか判断がしやすいですよ。
仕事の処理時間を計ってみる
毎日の仕事の中で、ルーティンワークがある場合は、その仕事の処理時間を計ってみるのもよいと思います。
同じことの繰り返しで毎日ダラダラと仕事をこなすよりも、処理時間を計ってみて今日は昨日よりも少し速く処理ができたなら、仕事のモチベーションも上がるのではないでしょうか。
そうすれば、もっと速く処理するにはどうすればよいのかを考えるようになりますし、仕事を効率よくこなせるようになると思いますよ。
おわりに
今、何時何分なのか常に意識しておくと仕事の効率が上がったり、臨機応変に対応できたりと良い効果が期待できます。
とはいっても、時計を気にするあまり、時間に追われるようではストレスがたまってしまいます。
できれば休日などは時間を気にせずに、自由な時間をゆったりと過ごせるのが理想ですよね。