職場の同僚や上司との会話で、何気なく話した内容が、知らないうちに他部署の人にまで知られていたなんてことはありませんか。
もしも、それが人に知られたくないような事だったら、ちょっと嫌な気分になりますよね。
相手に悪気がないのであれば余計に厄介なのです。
裏切られると辛い
普段仕事をしていると、ストレスがたまって愚痴の一つも言いたくなりますよね。
同僚なら話が伝わりやすいので、ついつい話してしまうこともあります。
信頼できると思う相手なら、悩み事の相談もしますよね。
ところが、一番信頼出来ると思っていた人が、実は知らないところで自分の悪口を言っていたなんてことは、よくあることなのです。
結局は、自分が勝手に相手のことを信用していただけで、相手は初めからこちらのことを快く思っていなかったというだけのことなのですが。
わたしも、何度も何度もそんな経験をしました。
その事実を知った時のショックはかなり大きいので、「もう他人なんて信用しない」と思うのですが、別の場所に行くと、また同じ過ちを繰り返してしまうのです。(わたしが学ばないだけなのですが)
さすがに、60歳を過ぎると信用しすぎないようにはなりました。(かなり遅い)
話してもいいいラインを決めておく
職場では、割り切って自分の話はしないと決めておくとよいのですよね。
ただ、あまりに話さないのも周りとの関係が悪くなってしまうので、自分の中で話してもいいことと、絶対に話さないことを決めておくのもよいと思います。
相手によっても話す内容のライン決めをしておくと、うっかり話してしまうような失敗も防げます。
わたしは、自分の趣向についてはあまり話さないようにしています。
自分の内面を知られてしまうようで、ちょっと嫌なのです。
相手の秘密はなるべく聞かない
女性だと、何かと相談されたり秘密を打ち明けられたりすることも多いですよね。
でも、「わたしの秘密を言ったのだから、あなたの秘密も聞かせて」というタイプの人もいるので、注意が必要なのです。
昔、自分のことを話すのが好きな同僚から、いろいろな話を聞かされていた時期がありました。
ある時、その人とちょっとしたトラブルになった時に「あなた自身のことは何も教えてくれなかった」と、ひどく責められたのです。
わたしからすれば「何故わたしのことを教えなければいけないのか」という程度の、薄い関係の相手だったのですが。
相手の秘密など、最初から聞かない方がよいのですよね。
信用できるのは家族だけ
わたしは、過去に信用していた人から、陰口を言われていたことが何度もあります。
何気なく話した内容を、変に味付けされて悪意のある話で周りに伝えられていることもたくさんありました。
飲み会の席で勝手にわたしの話を創作されて、唖然としたこともあります。
長年生きてきて思うのは、わたしが本当に信用できるのは家族だけだと思うのです。
そして家族といっても、血のつながりのある家族だけなのです。
両親、兄妹、子どもなら裏切られることはありませんから。
両親は亡くなってしまいましたが、そう思える家族がいることは、わたしにとって幸せなことだと思っています。
おわりに
職場のように、いろいろな人が集まっている場所では、悲しいですが、なるべく人を信用しない方がよいのですよね。
中には、信頼できる人もいるとは思いますが、中々出会うことはありません。
とは言え、わたしがそんな人にあまり出会えないのは、自分自身に問題があるからなのかもしれませんけれどね。