最近になって少し時間に余裕が出来たので、以前からの趣味である手芸をする機会が増えました。
ただ、こまごました手芸道具を、我が家の小さな家族の“ねこ”くんがいたずらしそうになります。
手芸道具には針や小さな部品が多いので、ペットや小さな子どもさんには危険がいっぱいですよね。
うちの“ねこ”くんのために、安全対策を考えてみることにしました。
ゼリーの空きびんを利用する
先日、知り合いからゼリーをいただいたのですが、容器がびんでした。
かわいい形だったので洗って保管していましたが、同じ形の空きびんが6コ揃っているので、並べておくだけでもきれいなのです。
びんの大きさはこれくらいです。
このびんを使って安全対策をしようと思います。
ピンクッションをびんの中に入れる
やっぱり一番危ないのは針なので、ピンクッション自体をびんの中に入れてしまうことにします。
びんのふたを閉めれば、うっかり収めるのを忘れてしまっても危なくなさそうです。
そこで、びんの大きさに合わせて、ピンクッションを作りたいと思います。
びんが小さいので、縫い針用に1コとまち針用に2コあれば良いかなと思います。
材料は布と底用に厚めの紙、中の詰めものを準備します。
中に詰めるものが何がよいかネットで調べてみると、コーヒーかすにさび止め効果があるようなので使ってみることにします。
コーヒーかすだけでは散らばりそうなので、綿も少し入れてみます。
ピンクッションを作る
ピンクッションを作ります。
まずは底になる部分を少し厚めの紙で作ります。
びんの中に入るように、びんの口よりも少し小さい直径にして切り取ります。(4cmくらい)
底にする布に切り取った厚紙でしるしを付けて、縫い代を1cmくらいとって切り取ります。
しるしより5mmくらい外側をなみ縫いしたら、厚紙を置いて糸を引っ張って止めます。
本体の布は直径10cmくらいの円でしるしをつけて、縫い代を1cmくらいとって切り取ります。
しるしの通りになみ縫いして、綿を少し広げて置きます。
中央にコーヒーかすをのせたら、上から綿でふたをして、糸を引っ張って止めます。
本体と底を木工用ボンドで接着して、乾くまで輪ゴムで止めておきます。
これを色違いの布で3コ作りました。
ボンドが乾いたら出来上がりです。
びんに入れる
出来上がったピンクッションをびんの中に入れて縫針とまち針を刺してみました。
びんは6コあるので、残りの3コのびんには仮止めクリップと、手縫い糸を入れることにしました。
完成です。
これで我が家の“ねこ”くんの安全が確保できました。
おわりに
わたしは古い人間なので、もったいなくて物をため込んでしまいます。
でも捨てられないびんや空き缶が有効活用できれば、ため込んだ物もごみにはならないので、罪の意識も少しは軽減されるのです。
これからも家族みんなが安心して、愉しく暮らせる家庭を目指したいと思ったのでした。