職場には、いろいろな電気機器があるので、その機器に付いているケーブルもたくさんあります。
ちゃんと整理していないと、見た目も悪いですし、危険も伴います。
ちょっとまとめるだけでも、印象がよくなりますよ。
たくさんのケーブル類
職場のデスク周りにはパソコンやプリンター、電話器にルーターなどケーブルにつながれた機器がたくさんありますよね。
ケーブル自体も、電源ケーブルやLANケーブル、USBケーブルなど種類や太さも様々です。
色もそれぞれ違いますので、そのままの状態だとごちゃごちゃして、雑然とした印象になってしまいます。
また、ケーブル付きの機器を設置するときには、はじめに設置場所をよく考えておく必要があります。
コンセントの差し込み口に届かないようでは話になりませんし、他の機器同士を接続しなければいけない場合はもっと難易度が増します。
長いケーブルや延長コードを使えば届かない問題は解消しますが、ケーブルが長すぎると邪魔になってしまうのです。
中々ちょうどよい状態にするのは難しいのですよね。
安全を確保する
床の上にケーブル類が散乱していると、歩いているときに足にケーブルが引っかかって転んでケガをしてしまう危険性があります。
仮に自分が大丈夫だったとしても、機器が落下して壊れてしまうかもしれません。
また、引っかけたはずみでケーブルが抜けてしまって、ネットワークが切断されたりデータが消去されてしまったりしたのでは大変です。
人がよく通るような場所や足元にあるケーブルは、特に注意して整理しておく必要があります。
人目に触れない場所のケーブル
以前の職場では、どのケーブルがどの機器のものなのか分からないくらいこんがらがった状態で、机の後ろ側に隠されていました。
島型に4つ机が配置されていたので、自分のケーブルと他の人のケーブル、電話のケーブルなどが全部絡まったひどい状態でした。
とりあえず、わたしは自分のケーブルだけは探し出して、その混雑から抜け出させていましたが、他のケーブルを整理することはさすがに遠慮していました。
わたしのせいで差し込みが緩んだり、接続が切れてしまったりするといけないので、人のケーブルや共有のケーブルを勝手に触る訳にはいかないのですよね。
あまり目に触れない部分だったので、結局はそのまま放置されていたのでした。
ケーブルをまとめる
人目につきやすい場所にあるケーブル類はグッズを使って一つにまとめるだけでも印象がよくなります。
スパイラル状のケーブルチューブやバンド、クリップなどは100円ショップでも購入できますので、束ねるケーブルの本数によって使い分けるとよいですよ。
また、床の上を這わせるのなら、しっかりとした作りの配線カバーを設置した方がよいと思います。
特に多くの人が通る場所には、安全面とケーブルの保護の両面で、本体を床に固定して上からカバーを被せるタイプの配線カバーが安心です。
配線カバーは中に入れられるケーブルの本数が決まってしまうので、少しサイズに余裕があるものを選んだ方がよいと思います。
仮に新しい機器が増えても、すぐに追加することができますから。
ケーブルをまとめる時に注意したいのが、用途によってまとめ方を変えることです。
きれいにまとめたのはいいけれど、頻繁に移動するものやケーブルの抜き差しが必要なものは、あまりきっちりと固定されるとかえって不便です。
特に、結束バンドを使うときは注意が必要です。
束ねるときに締めつけすぎると、ケーブルが痛んでしまいますし、外さなければいけなくなった時には結束バンドを切断しなければいけません。
何度も使用できる結束バンドもありますので、ケーブルによって使い分けるようにして、束ねるときには少し余裕を持たせておくと安心です。
過電流で落ちる
職場の電源ケーブルはたくさんあるので、複数口のOAタップを使っている場合が多いと思います。
OAタップを使う時には電気容量を超えないように、差し込む機器の使用電力や使用頻度を考えて使い分けなければいけませんよね。
余談になりますが、以前勤めていた職場でのことです。
その職場では水曜日の午後の仕事はじめに、業務用の大きな掃除機を使って職員全員で一斉に掃除をしていました。
大きなフロアだったので、掃除機は複数台を使います。
一度、運悪く掃除機のスイッチを入れるタイミングが悪かったのか、過電流でパソコンの電源が落ちて大騒動になってしまったのです。
電気の使いすぎや、使うタイミングには注意しておきたいですよね。
おわりに
職場に限らず、家庭でもケーブル類はきれいにまとめておきたいですよね。
スッキリまとまっていると掃除もしやすいですし、ほこりもたまりにくいのですよね。