わたしが子どものころ、母がもう着なくなった洋服からボタンを外して、お菓子の空き缶の中にたくさんため込んでいました。
もちろん再利用するために保管していたのですが、わたしにとっては、そのたくさんのボタンがおもちゃ代わりになっていました。
ボタンを同じ種類に分けたり大きさ順に並べたりと、ただのボタンでも十分に一人遊びができたのです。
そんな楽しい思い出があるからか、わたし自身も結婚してから家族の古着を捨てるときには、洋服に付いているボタンや付属品を外して保管しています。
母と同じくお菓子の空き缶の中にはたくさんのボタンをため込んでいます。
でもその中から、必要なボタンを探すのはちょっと大変です。
もっと分かりやすく収納しようと思い立ちました。
ボタンの再利用
お気に入りだった洋服や家族の思い出がある洋服も、汚れや傷みがひどいものだと、 売ることも知り合いに譲ることもできませんよね。
捨てるしかないような洋服は、捨ててしまう前に付いているボタンや飾りなどをできるだけ外して保管しています。
特徴のあるものなら、ボタンや飾りを見ればどんな洋服だったのか懐かしく思い出すこともできるのです。
そうやってため込んだボタンをどうするのかとういと、今着ている洋服のボタンを無くしたときなどに、似ているボタンを探して付けることができます。
時には、新しく買った洋服のボタンだけが気に入らないときに、同じサイズのボタンを缶から探して付け替えてしまいます。
他にも、手芸の小物を作るときにボタンや飾りが役に立ちます。
利用価値は結構あるのです。
現在の収納
古着から外したボタンを全部そのまま保管すると後から探すのが大変なので、今までは100円ショップで買った小分け用のチャック付きポリ袋に同じ種類のボタンを分類した状態で、お菓子の空き缶に入れて保管していました。
それでも数がたくさんなので、いざ欲しいボタンを探すとなると大変です。
ボタンが必要になったときには、一度缶から全部ボタンを出して、その中から宝さがしをすることになります。
そんな状態なので、もっとボタンをさがしやすい収納方法はないものかと思っていました。
そんなときに100円ショップで缶バッチを収納するためのポケット式のファイルを見かけました。
その時は、いろいろ便利なものがあると感心しただけで終わったのですが、後になってから、ふとボタンが収納できないものかと思ったのです。
さっそく100円ショップに行ってファイルを6枚購入してきました。
商品名はリフィルになっています。
一緒に専用のバインダーも購入しました。
種類や色別に分類して収納
ポケットファイルに収納する前に、たくさんあるボタンを色別に分類してみました。
こちらは付属品です。
さっそくボタンをファイルに入れてみましたが、ボタンが飛び出してしまいそうだったので飛び出し防止のために、背面にメモ紙をはさみ込みました。
ファイルにボタンを収納したのがこちらです。
分かりやすく収納できました。
ボタンを収納したファイルをバインダーにはさみ、背表紙にはボタンをカラーコピーしたものを差し込んで完成です。
ボタンを探すのが、グンと楽になりました。