求人にある伝票処理や伝票整理の仕事ってどんなことをする?

伝票処理はどんな仕事 求人情報

求人の仕事の内容欄に伝票処理や伝票整理と書いてあるのを見ることはありませんか 。

伝票処理や伝票整理というと、どれも同じような仕事をするように思えますが、企業によってその仕事の内容が大きく違う場合があります。

伝票処理の仕事が自分でもできるのかどうか、よくわからなくて迷ってしまうこともありますよね。

ちゃんと見分けることができるように、求人に書かれている他の情報からも探っていきましょう。

経理の伝票処理

求人には職種も書かれていると思います。

職種が経理で、仕事の内容に伝票処理とあるのなら、会計伝票の処理をすると考えてよいと思いますよ。

会計伝票とは入金伝票、出金伝票、売上伝票など経理事務に係る伝票類です。

会計伝票

また、経理では会計伝票以外にも、請求書や納品書、領収書なども扱います。

経理業務での伝票の処理は重要な業務です。

間違いや遅れは許されません。

もちろんどんな仕事でも間違いや遅れは許されませんが、やはり金額がからむので1桁の違いでも大変なことになるのです。

それに月末にうっかり処理を忘れていて、たった一日の違いで翌月の処理になったことで、他の部署や取引先に迷惑をかけてしまうことだってあるのです。

でも、几帳面な性格の人や数字に強い人だったら初心者の人でも大丈夫だと思いますよ。

一般事務の伝票処理

職種が一般事務で、仕事の内容に伝票処理とあったら、会計伝票もあるかもしれませんし、それ以外の伝票も含まれているかもしれません。

小さな会社で事務の担当者も少ないのであれば、いろいろな種類の伝票を処理する必要があります。

そして、伝票処理以外にも多くの仕事があると思いますので、担当する仕事の中で、伝票処理の仕事が全体の仕事の一部分かもしれません。

任される仕事の中で伝票処理が占める割合は、それほど大きくない場合もあるかと思います。

求人の情報の中にその企業の従業員数や、配属予定の職場の人数が記入されていたら、そこから仕事の内容を探ってみることもできます。

伝票処理しかしない場合も

短期のアルバイトや有期雇用の仕事で伝票処理とあったら、とにかく伝票の処理だけをして他の仕事はないかもしれません。

その場合、大量にある伝票をひたすら番号順や種類別に分類する作業だったり、伝票の内容を延々と入力する作業だったりと、単純作業の場合も多いでしょう。

黙々と仕事をするのが好きな人なら向いているでしょうが、同じことの繰り返しが苦手な人にはちょっと苦痛かもしれません。

実際の伝票処理作業

伝票処理と言っても、自分で伝票を起票する場合と外部が発行した伝票の処理をする場合では仕事の内容が全く違います。

自分で伝票を作成する場合には、その職場で決められた様式で起票していきます。

パソコンを使って作成するかもしれませんし、今でも手書きで作成する職場もあります。

また、外部から受け取った伝票の処理では、記入されている内容に間違いがないかチェックする作業があるかもしれません。

チェック項目も少なければ問題ないでしょうが、一枚の伝票の中にあるたくさんの項目を全てチェックしなければならない場合もあります。

伝票チェック

小さな文字で書かれているような伝票だと、チェックするだけでも目が疲れてしまいます。

特にわたしのような老眼だと、疲れ方が若い人の何倍にもなります。

今、わたしが担当している伝票処理の中で、手書きの伝票の内容をチェックする仕事があります。

それぞれクセのある文字で書かれているので解読に苦労しますし、間違いも多いので修正作業もあります。

チェックした後は、電卓で小計算してシステムに入力し、集計表を作成して取引先に提出しています。

実際には伝票処理と言ってもいろいろな作業があるのです。

伝票の実際の処理については、こちらも参考にして下さい。

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面接で仕事の内容を具体的に聞いてみる

求人に応募しても、仕事の内容に不安な部分がある場合には、面接のときに詳しく聞いてみるとよいですよ。

「簡単な伝票処理なので誰でもできますよ」と軽く面接官に言われても、実際に仕事をしてみると大変な場合もありますし、人によって向き不向きもあります。

可能であれば伝票処理にかぎらず、仕事の内容についてできるだけ具体的に聞いておくと、採用されてから「こんなはずじゃなかった」ということにならなくてすみますよ。

おわりに

企業側が求人募集を作成する時に、仕事の内容を記載するにも限界があります。

「伝票処理」と記載されていても、実際の仕事量や具体的な処理までは書かれていないことが多いと思います。

伝票処理以外にも「仕事の内容がたくさん書かれている」のか、職種が「経理事務」なのか「一般事務」なのかでも実際の業務は違ってきます。

求人募集にある全体の内容をよく見て、自分に合った職場を見つけることができるようにがんばってくださいね。