自分の歩き方に自信を持っている人は、そんなにいないのではないでしょうか。
特別に歩き方の訓練を受けているのでなければ、無意識のうちに癖のある歩き方をしてしまいますよね。
いざ面接となったときに、自分の歩き方が不安になりませんか。
ファッションモデルのようなウォーキングは無理でも、せめて面接のときくらい無難な歩き方ができるように注意点をお伝えします。
ヒールの音が気になる
面接会場の床の素材にもよりますが、履いているくつのヒールの音が響くような床の場合、リズミカルに歩かないと足音が気になってしまいます。
面接会場は特に静かなので、普段気が付かない足音も、部屋中に響きわたるので焦ってしまいます。
足音は自分自身も気になるでしょうが、面接官はきっとあなた以上に気になるでしょう。
コツコツと軽快なひびきであれば問題はないでしょうが、焦ってつまずいたり足がねじれたりすると嫌な音が鳴ってしまいますよね。
もし、高いヒールで歩くことに不安があるのであれば低めのヒールが安心ですし、足音も耳ざわりな音にならないと思いますよ。
あまり履きなれていない靴で、サイズも足にしっくりこないものを履いていると、歩くたびにパコパコになって見苦しくて変な音も鳴ってしまうので気をつけてくださいね。
すり足で歩かない
普段あまり大股で歩かない人は、面接の時にはいつもより少し歩幅を大きくすると元気そうな印象を与えられますよ。
歩幅は肩幅くらいが理想ですが、練習してみて自分にとって無理のない歩幅を見つけるとよいでしょう。
歩く速度も少し速めにすれば活発なイメージになりますよ。
そして歩くときに注意したいのが、すり足にはならないようにすることです。
すり足で歩くと歩幅も小さくなりますし、印象もダラダラとしたものになり、足音も気になってしまいますので注意しましょう。
また、床がカーペットなど軟らかい素材だと足音は響かなくてよいのですが、すり足気味に歩いていると、何も段差がなくてもつまずいてしまう事がありますので、気を付けて下さいね。
下を向かない
歩幅や靴を気にしすぎて、下を向いて歩かないように注意しましょう。
足元ばかりを気にしていると視線が下に行ってしまって、暗い印象になってしまいますので気を付けて下さいね。
面接会場に入ったら堂々として活発な印象を与えられるように、視線を面接官の方へ向けたあと、まっすぐ前を向いて椅子のそばまで歩くとよいですよ。
姿勢を正す
長時間歩くのであればボロが出てしまうかもしれませんが、面接の少しの間なら、ちょっと意識をしていれば、誰でもきれいな歩き方ができると思いますよ。
おなかに少し力を入れて背筋をピンと伸ばした状態で、面接会場のドアから椅子の近くまで歩くことができれば大丈夫です。
面接が終わったら、同じように椅子からドアまで姿勢を正して歩ければ完璧です。
おわりに
普段から姿勢を正してさっそうと歩いている人なら問題はないのでしょうが、多くの人が自分の歩き方に自信を持てないでいるのではないでしょうか。
全身を映すことができる鏡で練習するのもよいのでしょうが、自分ではよくわからないですよね。
でも、最低限の注意事項を守っていれば、きっとよい結果が待っていると思いますので、がんばってくださいね。