大切な面接に合わせていろいろ準備してきたのに、当日が雨だったらテンションが下がってしまいますよね。
でも、そんな不利な条件のときこそ、あなたがスムーズにふるまうことで、会社に好印象を与えられるかもしれませんよ。
雨ふりに気を付けたいことと、準備しておきたいことをお伝えしますので、いざという時に役立ててくださいね。
防水スプレー
おそらく面接用に革靴やカバンを準備されていると思いますが、雨の日に濡れてしまうと素材を傷めてしまうので、防水スプレーをしておくとよいと思いますよ。
傘にも防水スプレーを吹きかけておけば、傘を閉じたときに水滴を落とすのが楽になります。
ただ製品によっては靴やカバンの素材を傷めてしまったり、効き目がなかったりする場合もあります。
健康に悪影響を及ぼす危険性もありますので、注意書きをよく読んで充分に注意して使用してくださいね。
傘の開閉
みなさん当然いつも気を付けていらっしゃるとは思いますが、傘を開くときにはまわりに人がいないことをよく確認して開きましょう。
面接の日は、精神状態も普段と違うでしょうから、いつもなら気を付けていることでも、あわてたり緊張したりすることで失敗してしまう可能性もあります。
ジャンプ傘は特に注意して、手で押さえながら少し開いた状態で上に向けて全開にすると安全です。
閉じるときも周りに気を付けて、水滴が飛び散らないように静かに閉じましょう。
傘立てに入れるとき
会社に着いて傘を傘立てに入れるときには、傘についている水滴を落として、きれいにまとめてネームバンドを止めて入れましょう。
折りたたみ傘は、ほかの傘の邪魔になってしまうので傘立てには入れないようにしましょう。
もし折りたたみ傘専用の傘立てがあるのなら、そちらを利用しましょう。
使用中の折りたたみ傘はまとまりが悪いので、できればきれいにたたんでネームバンドでしっかり留めておきましょう。
また、傘カバーを準備しておけば、傘立てに入れずに持ち歩くことができますよ。
傘を持ち歩くとき
傘を持って移動しなければならないときには、傘が地面と平行にならないように持ちましょう。
平行に持つと後ろの人に迷惑がかかってしまいます。
特に階段やステップなど自分が高い位置に移動するときは十分に注意しましょう。
わたしは、バスで通勤していますが、バスに乗り込む際に前の人が傘を斜めに持っているために、傘の先端が目に当たりそうになったことが何度もあります。
まわりに人がいるときには細心の注意が必要です。
タオルや替えのストッキングの準備
洋服やカバンが濡れてしまうので、タオル地のハンカチや小ぶりのタオルを準備します。
ストッキングがよごれてしまう事もあるので予備を持っておきましょう。
泥がはねてストッキングが汚れてしまったら、面接会場の近くのトイレできれいにふき取るか、時間があればはき替えるようにしましょう。
また、クリアファイルやケースなどに書類を入れて雨から保護しておきましょう。
レインコートのたたみかた
雨の降り方が強くてレインコートを着ていく場合もあるかと思います。
レインコートは会社の入り口付近の屋根のある場所で脱いだら、傘と同じように水滴を落とします。
レインコートの濡れている外側が中になるように、着ていた内側が外に向くように裏返してたたみます。
このたたみ方は普通のコートでも同じです。
外気に触れていたコートの外側についている汚れやほこりを建物の中に持ち込まないようにするために、コートの裏地が見えるように裏返してたたむのがマナーなのです。
たたんだレインコートは水滴が落ちる危険性もあるので、ビニール袋などを準備してその中に入れておくと安心ですよ。
おわりに
雨の日の面接は憂鬱ですよね。
それでなくても、いろいろなことに気を配らなければいけないので、うっかりミスがおきてしまわないようにしてくださいね。
雨が降ったことを想定して、普段から準備しておけば慌てることもないと思いますよ。
雨の影響で面接に遅れそうになった時の対応については、こちらを参考にして下さいね。