いよいよ職業訓練を受けることになったけれど、入校式ってどんなことをするのか分からなくて不安がありませんか。
学校の入学式や会社の入社式なら、経験はあるけれどちょっと想像ができませんよね。
わたしは以前職業訓練を受講したことがあります。
訓練校によって違いはあるとは思いますが、あなたが少しでも安心して入校式に臨めるように、そのときの経験をお伝えします。
入校式の服装
職業訓練の入校式にはどんな服装で行けばよいのか悩むところですよね。
わたしの場合は、ハローワークで職業訓練の前日に説明会があったときに、入校式の服装についてハローワークの担当者の方が、「スーツかそれに近い服装がいいかもしれないです」と言っておられました。
絶対にスーツですよという雰囲気ではなかったので、わたしは少しかしこまったジャケットとパンツで行きました。
結果として20人の受講生のうち、4、5人がスーツまたはそれに近い服装で、あとの人はみんな私服でした。
そんな雰囲気だったので、普段よりちょっとだけキチンとした服装なら、よほどラフな格好でもない限りは問題ないと思いますよ。
持って行くもの
事前に連絡があるとは思いますが、テキストなどを購入するためのお金を持って行きます。
入校式当日に教材を購入することが多いと思いますので、できればお釣りのないようにちょうどの金額を準備しておきましょう。
テキストなどは複数冊ありますので、家に持ち帰るために大きめの丈夫な袋を持って行きます。
思いのほか重さがあるのでがんばって持って帰りましょう。
注意事項もたくさんあると思いますので、メモをとるための筆記用具を忘れないように持って行きます。
また、訓練期間中は何かと提出書類がありますので、はんこと黒のボールペンを持って行き、入校式以外の日でも常に持っておくようにします。
はんこですがシャチハタは不可で、ボールペンも消えるボールペンは不可なので注意しましょう。
講師の紹介と自己紹介
入校式では講師の方々の紹介があります。
一人の講師で全て教えるということはあまりないと思いますので、数人の講師の方の紹介があると思います。
そのあと、これから職業訓練を一緒に受ける仲間の自己紹介があります。
このときに、どんな人たちが集まっているかがわかります。
わたしが訓練をうけたときの自己紹介では、今までにどんな仕事をしてきたかということと、職業訓練で何を主に学びたいかを話した人が多かったと思います。
わたしが受講したのは50代半ばでしたので、他の人の自己紹介を聞きながら、自分と同年代の人がいないか必死で探したのを覚えています。
覚悟はしていましたが、ほとんどが若い人たちでした。
職業訓練を受講したわたしの経験については、こちらでご案内していますので、興味のある方はご覧くださいね。
受講の注意事項
これからの訓練についてのスケジュールや注意事項について説明がありました。
また、席はあらかじめ決められていて3か月の受講期間中に変わることはありませんでした。
お互い早く名前が覚えられるように、名札が準備されていたので、受講中は常に付けるようにとのことでした。
そして掃除当番と日誌を書く当番を持ち回りで担当するようにとの話がありました。
おわりに
職業訓練は基本的には学校と同じだと思います。
ただ、違うのはお金を頂きながら学ぶことができることです。
就職のための支援として職業訓練があるわけなので、基本にその考え方がないと受講期間中にモチベーションが下がってしまうかもしれません。
でも、就職したいという強い思いがあれば、仮に職業訓練が厳しいものになったとしても、がんばって乗り切ることができると思いますよ。