おそらく多くの人が普段はあまり着ない服装で面接に臨むことになるのではないでしょうか。
それでなくても緊張してしまう面接なのにどうすればよいのでしょう。
当日の服装はどんなものがよいのか、慌てて忘れ物をしないように何を準備しておけばよいのかをご説明しますね。
服装
基本的には黒や紺、グレーなどのシンプルなスーツを着用しましょう。
スカート丈は膝丈くらいがちょうどよいでしょう。
あまり長いと動きにくそうに見られますし、短すぎるのも職場の雰囲気に合いません。
そしてスーツを着るときにはかならずストッキングをはいて下さい。
ストッキングの色は真冬の面接でも肌色にしましょう。
寒い時期は特につらいですが、タイツや色柄の付いているものは避けましょう。
また夏にいくら暑いからといっても、スーツに素足はマナー違反になりますので注意して下さい。
普段ストッキングをはきなれていない人も多いでしょうが、スーツを着るときにはかならずストッキングをはいて下さいね。
ストッキングをはくのがマナーよ。
次にインナーには白のシャツやブラウスが無難です。
デザインの凝っているものや飾りがあるものは避けた方がよいでしょう。
シンプルなものの方が着回しもききますし誰にでも似合いますよ。
今後も着る機会がある人は、今のあなたの体系に合う服を新調されるのも良いかもしれませんね。
かばん
カバンはA4サイズの書類が折らずに入れられるビジネス用のバッグが良いでしょう。
履歴書を持参したり、会社から書類をもらったりするならスムーズに書類を出し入れできるカバンを持っていれば印象も良くなります。
また面接の時にはカバンを床に置くケースもありますので、底板が入っていて自立するカバンを選びましょう。
面接のためにわざわざ購入するのは気が進まないと思われるかもしれませんが、事務職に就けば使用する機会もあるかもしれませんので一つ持っておけば役に立ちますよ。
くつ
くつは光沢や飾りのない黒のパンプスにしましょう。
ヒールの高さは3㎝~5㎝が無難です。
ヒールが高すぎても低すぎても面接のときには不釣り合いです。
この高さのヒールの黒のパンプスであれば、いろいろな場面で履くことができますので一足持っておけば重宝しますよ。
当日持って行くもの
履歴書や職務経歴書を忘れないように持って行きましょう。
事前に書類を送付しているのなら、応募書類のコピーを持って行くことをお勧めします。
また募集要項や会社案内など自分で収集した情報があれば持って行きましょう。
面接の前に内容を確認して頭の中を整理することが出来ますよ。
筆記用具と手帳は必需品ですが、時計があればさらに安心です。
面接会場に初めて行くのであれば、その周辺の地図をインターネットなどで事前に調べておきましょう。
万が一、場所がわからなかったり遅刻しそうになったりしたときに備えて、採用担当者の連絡先を控えておきましょう。
緊急の事態に備えてね。
さらに女性のたしなみとしてハンカチ・ティッシュや化粧ポーチを持って行きましょう。
面接前に時間があれば髪型やメイクの最終チェックをすることができます。
髪型やメイクについてはこちらを参考にして下さいね。
そして、念のために予備のストッキングとはんこを持っていればなお安心です。
おわりに
面接ではあなたの服装や持ち物もチェックされます。
あなたがどれだけ本気でこの会社で働きたいと思っているのか、社会人としての常識をちゃんと持っているのかといったことは、外見からでも判断することができるのです。
資格や経歴はすぐには手に入れることはできませんが、身だしなみは少し気を付ければ良い印象へと変えることができます。
あなたにとって有利な条件を一つでも揃えて転職活動を成功へと導いて下さいね。