決められた様式の書類に手書きで書き込む際、ふりがなを書く欄がありますよね。
読み方をそのまま書けば良いだけなので簡単なはずなのですが、意外に書き方に悩んでしまう場面があります。
間違って書いてしまわないように、注意したいですよね。
ルールに気を付けてふりがなを書く
以前に比べて手書きの書類を作成する機会は減っていますよね。
それでも、たまには手書きの書類があるので、久しぶりに書くと戸惑ってしまいませんか。
住所や会社名の欄の上に「ふりがな」と書かれている欄には、読み方を書かなければいけません。
単純に読み方を書けば良いだけなのですが、それぞれの書類によって、ちょっとしたルールの違いがあるので注意する必要があるのですよね。
例えば「ふりがな」と書かれていればひらがなで、「フリガナ」と書かれていればカタカナで書くようにします。

書ききれなくならないように注意する
当然のことなのですが、大体は漢字に比べてふりがなの文字数は多くなります。
そのために、何も気にしないで書いていると欄の中に入りきらなくなってしまうことがあります。
特に、会社名などが長いとふりがなは更に長くなるので欄からはみ出してしまうのです。
漢字の一文字の上に、その漢字のふりがなが収まるように書いていくとよいのですが、ちょっとずつずれていってしまうことも多いのですよね。
長くなりそうな時は、始めからちょっと窮屈になるくらいに書くと丁度よいのです。
わたしの前の職場と今の職場は長い法人名なので、ふりがなを書く時には注意するようにしています。
それでも、うっかりしていると終わりの方だけふりがなの文字が小さくなってしまうことがあるのですが。
マス目の中に書く
ふりがなは細長い欄に書くことが多いのですが、中にはマス目の中に書くものもあります。
マス目の中に書くときに注意しておきたいのが、濁点と半濁点の書き方です。
濁点文字や半濁点文字を一つのマス目の中に書く場合と、濁点や半濁点を別のマス目に書く場合があるのです。
多くの場合は注意書きがあって、書き方のサンプルの表示もあるので、書き始める前に書類をよく読むことが大切なのです。
書いたあとになって、間違っていることに気付いた時ほどショックなことはありませんからね。

読みにくい会社名
会社名に難しい漢字を使っているために、読みにくい場合もあるかと思います。
同じ漢字の会社名でも、二通りの読み方ができることもありますよね。
また、山崎(やまざき・やまさき)といったように、濁点を付けて読むケースと付けないケースもあるかと思います。
そんな時は、特にふりがなが重要になりますよね。
間違って読まれることのないように、正確にふりがなを書いておきたいですよね。
住所のふりがな
住所にふりがなを書く場合は漢字で表記している部分に書きます。
また、「1丁目1番地」などは書かなくても読めるのでふりがなの必要はないようです。
都道府県名と市町村名までにふりがなを書きます。
ただ、事務所が入っているビル名やマンション名に漢字が使われていたら、ふりがなを書いておきます。
また、漢字ではなくてもカタカナや英字が混在している時には、全てにふりがなを書いておくと分かりやすくなります。
住所のふりがなは長くなってしまうので、町名とビル名の間などの区切りのよいところで半角分くらいスペースを空けて書くようにすると読みやすくなります。
おわりに
ふりがなは、その書類を受け取った人に正確に読んでもらえるようにするためのものです。
それを基に入力をするかもしれません。
間違ったふりがなを書いていると、間違った情報で登録されてしまうので注意しておきたいですよね。