職業訓練期間中を毎日元気に過ごせればそれに越したことはありませんが、やはりそこは人間なので体調を崩してしまうこともありますよね。
わたしも職業訓練の期間中に一日だけ体調不良で休んだことがあります。
そして、訓練後半には就職の面接を受けるために欠席することも増えてきます。
訓練を休むと給付金や手当の支給はどうなるのでしょうか。
上手に支給が受けられるように注意点をお伝えしますね。
欠席しても給付金や手当は支給される?
職業訓練の期間中には失業給付金や受講手当などを受け取っていますよね。
それには、訓練を受けることが条件なので、欠席をすると当然支給はされないことになります。
ただし欠席がやむを得ない場合には支給されることになっています。
やむを得ない理由としては「病気やけが」や「親族の看護」などたくさんの条件がありますが、最も多いのは「病気」と「就職の面接」の場合でしょう。
かならず連絡をしましょう
欠席をするときには職業訓練を受けている訓練校や委託校に電話やメールで連絡をします。
入校時に説明があると思いますが、連絡の手段(電話、メールなど)や連絡時間についてはそれぞれ違いがありますので、よく覚えておきましょうね。
うっかり連絡を忘れていると無断欠席となってしまいます。
病気のときは具合が悪くて大変でしょうけれど決められた時間までに連絡をするようにしましょう。
がんばって連絡してね。
就職の面接の場合にはあらかじめ日程が決まっているでしょうから、事前に連絡しておきます。
病気で休んだ場合
病気で休んだときには、体調が回復して次に出席したときに、決められた様式の欠席届がありますので記入して提出します。
そのときに、病院の領収書と処方してもらった薬の説明書や薬の袋も一緒に提出します。
わたしが休んだ時には、病院の領収書と薬剤情報提供書の両方が必要でした。
医療機関を受診したことの証明と、薬などで病状が分かればよいみたいです。
お住いの地域や担当してくれる人によって若干の違いはあるようですが、病院の領収書と薬の情報があれば確実だと思いますので、持って行っておくと安心ですよ。
面接で休んだ場合
就職の面接のときには訓練を休むことができますが、午前の面接なら午後は出席、午後の面接なら午前は出席といったように、面接の日が丸一日休みになるわけではありません。
もちろん面接場所が遠方で、訓練に出席することが難しい場合は丸一日休むことができますが、多くの場合は面接の日も訓練を受けることになると思います。
また、面接を受けた企業に面接証明書を記入してもらって提出する必要があります。
決められた用紙がありますので、それを面接のときに持って行って企業に記入してもらうのですが、できれば面接が始まる前にお願いしておくと安心ですよ。
帰り際に渡すと記入に時間もかかりますし、何よりお願いするのを忘れてしまうことを防ぐことができます。
事務の人に頼むといいよ。
面接証明書がなければ失業給付金などが支給されませんので、必ず記入してもらいましょう。
おわりに
失業中は金銭面での不安が大きいですよね。
たった一日の給付金かもしれませんが、確実に受け取って少しでも不安が取り除けるようにしてくださいね。
そして、あなたが希望する企業に無事に就職できるように願っています。