通勤時に歩行者として気をつけたいこと。今日もケガなく安全に。

歩行者として気をつける 事務職

通勤で公共交通機関を利用していると、乗り物に乗る前や降りたあとに一般道路を歩行者として通行することになりますよね。

そんな時、車に接触しそうになったり、自転車とぶつかりそうになったりして、危険を感じたことはありませんか。

きっと、ほとんどの方が歩いていて危ない目にあって、怖い思いをしたことがあるのではないかと思います。

車を運転する人の多くは安全に気を付けて運転しているとは思いますが、歩行者も事故に巻き込まれないように、できる限り注意しておきたいですよね。

わたしは通勤に車を使っていないので、歩行者としてドキッとする場面に遭遇することがよくあります。

わたしの体験が、みなさんの毎日を安全に過ごすための参考になれば幸いです。

信号機のない横断歩道

交通量があまり多くない道路では、信号機のない横断歩道が多いですよね。

本当は危険なことは分かっていても、車が来てないときには横断歩道がない場所でも道路を横断したくなりませんか。

いくら車が来ていなくても、横断歩道のない場所を渡ることは、やはり危険が伴います。

でも、ちゃんと横断歩道を渡っていても車にはねられることはあるのです。

実際にわたしもそんな事故の場面に遭遇したことがあります。

信号機のない横断歩道の横を、ちょうどわたしが歩いて通り過ぎていたときのことです。

一台の車が横断歩道の数メートル手前まで接近して来ていました。

それでも、ひとりの男性が横断歩道を渡りはじめ、道路の中央付近ではねられてしまったのです。

きっと男性は車が接近しているけれど、車が減速するか止まるかして渡りきれると判断したのでしょう。

でも運転手は男性に気付くのが遅れてしまい、不幸にも車ではねてしまいました。

運転手は女性でしたが、動揺し血の気のない顔で車を降りてきて、事故の目撃者であるわたしに対して何度も言い訳をしていました。

でも歩行者に気づいてブレーキを踏めば、十分に止まれる距離ではあったのです。

お互いちょっとした油断だったのではないかと思うと本当に悔やまれる事故でした。

事故を目撃したわたしは、気が動転してしまいましたが、運転手の女性はもっとパニックになっていましたので、消防と警察への連絡はわたしがしました。

信号機のある横断歩道

信号機のある横断歩道でも、注意が必要です。

歩行者側の信号が青になって、すぐに渡り始めるのはとても危険なのです。

横断歩道

運転手の中には前方の信号が黄色から赤に変わる間際だと、加速して横断歩道を通過しようとする人がいます。

そのタイミングが少しでも遅いと、歩行者側の信号が青になったあとで車が横断歩道に侵入してしまうことになります。

わたしの実体験ですが、歩行者側の信号が青になったことを確認して、道路に一歩踏み出そうとしたときに、猛スピードで走ってきた車が横断歩道の直前で急停止したのです。

歩行者側の信号が青になっても、左右の確認は大切だと痛感した出来事でした。

交差点の横断歩道

交差点の横断歩道を渡るときには、斜め前や後ろから車が来るので周りにも注意が必要です。

当然歩行者が優先のはずなのですが、車の方が先に横断歩道に侵入するケースが本当に多いと思います。

わたしは歩行者として、別にのんびりと横断歩道を渡っているとも思いませんし、右折車や左折車がいれば小走りに渡るように心がけています。

それでも、ヒヤッとした経験は数えきれないほどです。

特に後ろ側から侵入してくる車は、自分からは見えないので怖いですね。

安全第一で運転されている方がほとんどなのでしょうが、マナーの悪い一部の人によって事故に巻き込まれないように注意したいですよね。

渋滞しているとき

渋滞しているときに交差点に侵入し、そのまま横断歩道の手前で信号が赤になってしまって、交差点の中で停車している車には注意が必要です。

前方の渋滞が少し解消されると、歩行者側の信号が青でも、横断歩道の手前で止まっている車は前に進もうとします。

交差点なので他の車の邪魔にならないようにしたいという気持ちは分かりますが、わたしが横断歩道を渡っていたときに、そんな車と接触しそうになったことがあります。

もちろんわたしは青信号で渡っていましたが、運転手にとっては少しでも前に進むことの方が優先だったのだと思います。

駐車場の出入り口

駐車場の出入り口付近を歩くときも危険ですよね。

車が出入りするときにランプや音などの合図があれば分かりやすいのですが、そんな 駐車場ばかりではありませんよね。

特に、ビルの1Fや地下が駐車場で両隣は建物に囲まれているようなところから車が出てくると、見通しが悪いのでびっくりしてしまいます。

先日わたしは、このような駐車場の前に差し掛かった時に、エンジン音が聞こえたのでひょっとして車が出てくるのではないかと思い立ち止まりました。

案の定、車が出てきましたが運転手は一切わたしのいる方向の確認はしていませんでした 。

わたしが普通に歩いていたら、完全にその車と接触していた場面でした。

でも、運転手は特に悪びれる様子もありませんでした。

自転車

歩行者にとって自転車は怖い存在です。

特に、後ろから近づく自転車には気づきにくいので、急に横を疾走されてびっくりすることも多いのです。

自転車に注意

歩道が歩行者通行用と自転車通行用に分かれているところもありますが、あまり守られていないのが現実です。

わたしは横断歩道を渡っているときに、黄色信号になって猛スピードで横断歩道に侵入してきた自転車と、あやうく正面衝突しそうになったこともありました。

道を歩いている人間にとって、自転車のスピードはとても速く感じるものなのです。

日頃わたしは、自転車の通行の邪魔にならないように、なるべく障害物の多い道の端を歩いて、自転車には道の中央を走ってもらうようにしています。

おわりに

わたしも年齢が50代なので、若い人にくらべると瞬発力も鈍くなっています。

自分でも気づかないうちに、歩行者として周りに迷惑をかけていることがあるのかもしれません。

これから60代70代と高齢者になったときに、もっと自分が気を付けないと事故に巻き込まれる可能性も高くなりますし、自分の行為が事故を誘発してしまうこともあるかもしれないので、十分に注意したいと思っています。

みなさんも、自分のため、たいせつな人のために事故に合わないように気を付けてくださいね。