最近のオフィスチェアーは形や素材も様々で、以前に比べると座り心地もずいぶんとよくなっています。
事務職で仕事をするには、オフィスチェアーは欠かせないものですよね。
でも、オフィスチェアーは会社の備品なので、ちょっと雑に扱ったりはしませんか。
毎日お世話になっているオフィスチェアーとの上手な付き合い方についてお伝えします。
席を外すときには収める
まず、基本的なことですが、席を外すときにはオフィスチェアーを机の中に収めましょう。
簡単なことではありますし最低限のマナーなのですが、案外できていない人が多いのです。
オフィスチェアーが出しっぱなしだと、ほかのひとの通行の妨げになりますし、ぶつかってケガをしたり最悪の場合、椅子が壊れたりすることにもなります。
まわりの人からは、何だか仕事をやりっぱなしでどこかに行ってしまったように見られてしまいますよ。
あなたの印象が、「だらしない人」とならないように、席を外すときには必ずオフィスチェアーを収める習慣をつけるようにしましょうね。
座ったまま移動しない
自分の席から隣の席や後ろにある棚まで、オフィスチェアーに座ったままでコロコロと移動することはありませんか。
数十センチの移動ならともかく、数メートルの距離を足でこぎながら移動するのはちょっとみっともないですよね。
話に夢中になって、オフィスチェアーに座ったまま話し相手の近くへ移動してはいませんか。
ついついやってしまいがちなことですが、女性がスカートをはいてそんなことをしていたら見た目も悪いですし、あなたの評価が下がってしまいますので気を付けるようにして下さいね。
それに転んで、ケガでもしたら大変ですよ。
掃除する
オフィスチェアーは毎日座っているので、自分でも気づかないうちに結構よごれてしまっているものなのです。
もし、オフィスチェアーの座面のよごれが気になるようなら、水でぬらした雑巾を固く絞って拭き取りましょう。
オフィスチェアーを掃除する機会はあまりないかもしれませんが、たまには手入れをするとよいですよ。
普段気が付かない座面の裏側やオフィスチェアーの脚の部分を雑巾で拭き取ると、驚くほど汚れていることが分かります。
それからキャスター部分は、キャスターの付け根にほこりがたまると動きが悪くなるので、時々チェックするとよいですよ。
キャスターの細かいすき間は先端の細いもの(わたしはゼムクリップをまっすぐに伸ばして使用しています)でほこりをかき出しましょう。
また、もし座面がひどく汚れていて気になるようなら、オフィスチェアーカバーを購入して取り付けるという方法もありますよ。
カバーなら、オフィスチェアー本体を買い替えるよりは安くすむので、会社の経費も節約できますよね。
座り心地
オフィスチェアーは結構高額なので、そんなに頻繁に職場で買い替えるものではないですよね。
今、座っているオフィスチェアーがあなたに合わなかったとしても、すぐに新しいオフィスチェアーを買ってもらうことは難しいかもしれません。
ほとんどのオフィスチェアーは高さや背もたれの調節ができるのですが、それでも自分にあわないと感じることはありますよね。
高さや座り心地があまり良くない場合には、クッションや座布団でおしりの位置を調整したり、足元に台を置いたりして高さの調整をして少しでも疲れない工夫をして下さいね。
おわりに
事務職の女性は長時間オフィスチェアーに座って仕事をすることが多いですよね。
それだけに、オフィスチェアーの座り方や、手入れの仕方には気を配りたいものですよね。
上手にオフィスチェアーと付き合って、気持ちよく仕事ができたらよいですよね。