無口で口数が少ない人が職場で嫌われないようにするには。

無口で口数が少ない人 転職活動

普段から口数が少ない人は、転職をして新しい環境になると、ますます無口になってしまいませんか。

周りの人も新しい人がどんな人か分からないからこそ、情報を聞き出そうとしていろいろ話しかけてきますよね。

でも、無口な人ほど話しかけられた時に、たくさんの情報を返すことが出来ないのですよね。

無口だと言うだけで、転職した職場で「何だか得体の知れない人」と、嫌われてしまったのでは大変です。

「おとなしい」性格

わたしは子どもの頃から「おとなしい」と言われ続けています。

自分の子どもも、飼っている猫まで「おとなしい」と言われます。

もちろん口数は多くない方です。

そのため、人とコミュニケーションをとることがあまり得意ではありません。

周りの人から「おとなしいね」と言われたら、ほとんどがマイナス評価をされている時です。

学校を卒業して就職するときに、人と接するのが苦手だったので専門職を選びましたが、採用されて実際に配属されたのは、事務職で人事担当でした。

一番避けたいと思っていた職種でしたし、自分に向いていないので辛い日々を過ごしました。

それでも、働いていくうちに少しは鍛えられていったので、ありがたいことに最低限の社会性は身に付けることができました。

とは言っても、今でも無口でコミュニケーション能力は低い方です。

無口な人2

仕事を頑張る

仕事をする上では、無駄なおしゃべりは必要ありません。

特に事務職は自分の仕事を黙々とこなせばいいので、しゃべっていたのでは仕事がはかどりませんよね。

仕事中は無口でも全く問題はないのです。

おしゃべりな人に話しかけられて長々と話を聞かされたせいで、午前中に片付けられるはずの仕事が終わらなかったなんて経験はよくあります。

あまりおしゃべりじゃないけれど、仕事がしっかり出来る人の方が、職場に迷惑をかけることはないと思うのです。

必要なことはがんばってしゃべる

いくら無口でも、仕事の上で必要なことはしっかり話すように心掛けます。

その時に、言葉足らずにならないように特に注意します。

わたしは、言い訳や弁解が苦手です。

身に覚えのないうわさをされても、誤解を解くための弁解を上手にすることができません。

そのため、長年誤解されたままになっている出来事もたくさんあります。

だからこそ、仕事上では、相手が誤解したり間違った解釈をしたりすることのないように、細心の注意を払って話をするようにしています。

無口な人1

話さなくても笑顔でいる

無口だと昼休憩などで大勢の人が集まっているとき、会話の中に入りにくいですよね。

特に女性が集まっているときは、あえて自分が話さなくても周りがしゃべってくれるので場は盛り上がります。

でも自分が会話に入っていないと、何となく居心地が悪いですよね。

その場を離れられる状況なら問題はないのですが、どうしてもその場にいなければいけないこともあります。

そんなときには、全く興味のない話でも、とりあえず周りの人の話を笑顔で聞いて、無難に乗り切るようにします。

自分だけスマホを見ているとか本を読んでいるとかして下を向いていると、最悪の場合協調性の無い人と思われてしまうのですよね。

聞き上手になる

話好きな人は、話を聞いてあげるだけで満足する人が多いようです。

中にはこちらの意見を求めてくる人もいますが、大体は自分の話を聞いてもらうことが目的なのですよね。

話を聞くときには、とりあえず相手の事を肯定してあげると安心して話が出来るようです。(人にもよりますが)

わたしの長年の経験ですが、「そうですね」と肯定しながら、時々、驚いてみたり感心したりして話を聞いていると、話し手は気分良く話をしてくれるようなのです。

無口な人でも聞き上手になれば、自分が返す言葉はわずかでも、充分に会話が成立して、相手も満足してくれると思うのです。

無口を認知してもらう

おしゃべりな人から見れば、あまりしゃべらない人間はイライラするようなのですよね。

しゃべらないと「何を考えているのかわからない」とか、「協調性がない」と思われてしまいます。

知り合って間もないと、特に誤解されがちです。

でも、時間の経過と共に「普段はしゃべらないけど、たまにしゃべると面白い」とか、「無口だけど仕事はできて頼りになる」などと肯定してもらえるようになればよいのですよね。

マイナスと思われている無口を上回るプラスの面があれば、そのうち周りの人にも理解してもらえると思うのです。

でも、しゃべらないことで周りに迷惑をかけてしまっているようでは、認知はしてもらえませんけれど。

おわりに

人のうわさは怖いもので、火のないところに煙がたって、わたしの嘘の情報が周りに流されていたという経験が何度かあります。

そんな嘘に気付いても、わたしはいちいち弁解するのが面倒なタイプなので、放置することが多いです。

「言いたい人には言わせておけばいい」というスタイルです。

話す言葉は少なくても、自分がやるべき事をやって、まわりに迷惑をかけず正しく生きていきたいと思うだけなのです。