旅行や家族の不幸など、長期で仕事をお休みすることがあります。
自分がお休みしているときには、どうしても周りの人に迷惑をかけてしまうことになります。
出来るだけ気持ちよくお休みできて、周りにも迷惑がかからないようにしたいですよね。
あらかじめ分かっている休み
旅行や帰省などあらかじめ計画して分かっている休みなら、なるべく早めに周りに伝えておくのが良いですよ。
事前に上司や同僚にしっかり根回ししておくと、スムーズに休めると思います。
まわりの人たちが、自分が休みの間に積極的にサポートしてくれるような良い雰囲気をつくっておくことが大切なのですよね。
仮に自分が休んでも、仕事に影響がない人もいるかもしれません。
でも、休む直前になって、急に「休みます」と言うと、いくら迷惑をかけないからと言っても、ちょっと反感を買うかもしれません。
せっかくの長期休暇なので、気持ちよくお休みしたいですよね。
体調が悪いとき
自分の体調が悪くて、休みが数日間になってしまうときには、無理をせずにしっかり治してから出社した方がよいと思います。
職場の人に迷惑をかけてしまうと思って、本調子ではないのに出社すると、ますます体調が悪化してしまうかもしれません。
そのために、さらに休みが長くなれば、かえって迷惑をかけてしまいますから。
自宅で療養していて、休む日数が不確定な場合は、できれば休みの連絡は毎日した方がよいと思います。
体調が悪い時に気が進まないかもしれませんが、連絡することで自分の体調も伝えられますし、仕事の話もできるので、お互いが困らないと思うのです。
家族のトラブル時
家族の急な病気や不幸があった時には、数日間は休ませてもらえますよね。
でも、家族が遠方に住んでいる場合だと、長期のお休みをいただくことになります。
やはり家族のことを一番に考えて、しっかりお休みさせてもらいたいですよね。
もし、急ぎの仕事がある時には、可能であれば合間を見て数時間でも出勤して、片付けておくと安心です。
そうすればその時の職場の雰囲気も分かりますし、職場の人からの質問にも答えておくことが出来ます。
「仕事のことは気にせず休んで」と言ってもらえるなら、その言葉に甘えさせてもらえばよいと思います。
仕事を任せる人がいる場合
自分の仕事を任せる相手がいる場合は、交代で休めるようにしておくと安心です。
相手が長期休暇を取る時に、しっかりサポートしておけば、今度自分が長期休暇を取るときにはお互い様ということで休みやすくなります。
日頃から相談しておけば、計画的に休むことができますからね。
休みの間も連絡が取れるようにしておく
準備万端で休んでも、自分がいないときに限ってトラブルが発生することがあります。
旅行で気分をリフレッシュしているときや、家族の看病や不幸の最中に仕事の話は聞きたくないとは思いますが、連絡が取れるようにしておくことは大切だと思います。
職場の人も遠慮して、なるべくなら連絡しないようにしてくれるとは思いますが、いざという時に連絡の手段があると思うだけでも安心なものです。
休む期間がはっきりしない場合なら、なおさらだと思います。
天候の急変で旅行先から帰れなくなるなんてこともありますしね。
途中経過を報告できる状態なら、こちらから連絡すると安心してもらえるかもしれません。
仕事の手順を作成しておく
休みの間に、自分しか分からないような仕事をお願いしなければいけないのなら、仕事の手順を書いたメモを渡しておきます。
簡単な仕事で口頭でもよいようなことでも、書面にしておいた方が相手には親切なのです。
日ごろから業務マニュアルを作成しておけば、さらに安心です。
ささいなことでも、知らない人からすれば、全くどうしていいのか分からないのですよね。
よく、奥さんがいないと旦那さんは、くつ下の場所も分からないなんてことを言いますが、いつも担当してくれている人がいないと、他の社員は同じように右往左往してしまうことになるのです。
休み明けの対応に注意
休み明けに出社したときには、まずは、休暇をいただいたことへのお礼とお詫びをします。
旅行や帰省ならお土産を準備しておくとよいですよね。
ひょっとしたら、まわりまわって迷惑をかけている人がいる可能性もあるので、直接仕事で関係ないと思っている人にでも、ひと言お礼を言っておくと安心ですよ。
そこまでしなくても、と思っていても知らない間に助けてもらっていることもありますので。
おわりに
休暇を取る時に、ちゃんとした対策をしておけば、次回の休みが取りやすくなります。
まわりの人たちも、休暇中に問題なかったら前回と同様の対応をすればいいのだと思って快く休ませてくれると思いますよ。
逆に、休暇中に散々迷惑をかけられたなら、次回休むときには嫌な顔をされて、最悪の場合お休みが取れないなんてことになってしまいますから。
