マスク不足が慢性化して手作りマスクを使用している方も、きっと多いのではないでしょうか。
わたしもネットで紹介されている作り方を参考にして、マスクを手作りして使っています。
手作りマスクは、洗えば何度も使えるのでとてもよいのですが、やっぱり洗うとしわが気になりますよね。
そこで、洗ったマスクにはアイロンをかけているのですが、そのたびに大きくて重いアイロン台を出すのがちょっと苦痛でした。
マスク不足もしばらくは解消されそうにないので、小さなアイロン台を作ることにしました。
クロバーのパッチワークボード
卓上で使えるA4サイズくらいの平らなアイロン台にしたいと考えていて、ふとパッチワークをするときにそんなアイロン台のようなものがあったことを思い出しました。
昔パッチワークが流行ったころにパッチワークの小物を作ったことはあったのですが 、それくらいの経験しかないので詳しいことがよくわかりません。
Amazonに売っているんじゃないかと検索してみると、やっぱりありました。
クロバーのパッチワークボードです。
クロバーは、わたしも編み物の針や小物を持っている、おなじみの手芸用品のメーカーさんです。
パッチワークボードは表側がアイロン台として使えて、裏側にカッティングボードが付いているので、パッチワークのパーツを切るときに使えるようになっています。
でも、この商品は二つ折りになっていて、さらに片面に紙やすりが付いているので、この上で布が動くことなく印をつけることができるようです。
真ん中に付いているセーム皮は、広げてアイロン台として使うときに、裏側の紙やすりでテーブルなどを傷つけないための保護のようです。
「すごい」、「欲しい!」と思いましたが、パッチワークが目的ではないので、今回は我慢することにしました。
必要な材料
せっかくアイロン台を作るのなら、後から役に立つようなものにしようと思ってパッチワークボードを参考にして作ることにしました。
でも、この先わたしがパッチワークをやらなければ役に立たないのですが。
とりあえず似たようなものを作ってみようと思います。
必要と思われる材料を考えて揃えてみました。
土台となる厚紙か薄い板が必要と思い、家にあったダンボールを2枚準備。
まわりの布はティッシュケースカバーを作ったときに使った残りの布を使うことにします。
そのときの記事はこちらです。👇
布と土台の間にクッションとなるものは習字の下敷きがちょうど2枚あったのでこちらを使用。
保護用のセーム皮はどこで買ったらよいのか分からないので、家にあった滑り止めシートで代用することにします。(たぶん100円ショップで購入したもの)
紙やすりとカッティングボードは100円ショップのダイソーで購入。
木工用ボンド、両面テープ、はさみを準備しました。
材料の下準備をする
クッション材に習字の下敷きを2枚使うので、小さい方にサイズを合わせて切り取ります。
この下敷きは亡き父が使っていたもので、3mmくらいの厚みのものが、ちょうど2枚あったのです。
こんなことに下敷きが使われることを、父は喜ぶのか悲しむのかは分かりませんが、 有効活用したと思って許してもらうことにします。
ダンボールは下敷きと同じ大きさにカットして、布はそれよりも5cmほど大きくカットしました。
滑り止めシートは紙やすりのサイズより一回り大きくカットしました。
作ってみた
外側になる布、下敷き、ダンボールの順に置いて、あまった布をダンボールに木工用ボンドで貼り付けます。
表側がしわにならないようにピンと引っ張ったのですが、以外にしっかり貼ることができました。
同じものを2つ作って合わせたら、裏面に布を木工用ボンドで貼り付けます。
貼り付けた布が蝶番の代わりになる予定です。
それぞれの面に、紙やすりとカッティングボードを両面テープで貼り付けます。
紙やすり側の面に保護用の滑り止めシートを両面テープで貼ったら裏側の出来上がりです。
表側のアイロン台は広く使いたい時は開いて使って、小さい物の時は閉じて使っても良さそうです。
おわりに
マスクだけでなく、ハンカチなどの小物にアイロンをかけたり手芸で使ったりできそうです。
以前から小さなアイロン台があれば便利なんだけどなとは思っていましたが、本当に 困らないとやる気が出ないものなのですよね。
早速、マスクにアイロンをかけてみましたが、ちょうどよいサイズ感と使い勝手で満足したのでした。