仕事で着る制服は、会社から貸与されているケースが多いですよね。
もし、仕事を辞めることになったら、借りていた制服を会社に返却しなければなりません。
その時に、出来ればトラブルなく返却したいですよね。
クリーニングに出して返却する
一般的には借りていた制服はクリーニングに出して返却するケースが多いと思います。
会社に返却する時には、クリーニングのタグや、かけられているビニールカバーは取らずにそのままの状態で渡すようにします。
クリーニングに出したことの証明になりますからね。
でも、制服を返却するときにクリーニングに出さなければいけないとか、クリーニングの費用はどちらが負担するのかなどは、会社によって違います。
辞めることが決まったら、早めに担当者に確認しておくと安心ですよ。
持っている制服は全部返す?
長く勤めていると、その会社の制服を複数枚持っていることがあります。
勤めている間に制服のデザインが変わって2種類のパターンを持っていたり、夏服、冬服があったりすると、家のクローゼットに会社の制服がたくさんぶら下がっていることになります。
それを全部返却するとなると、結構な枚数になりますよね。
会社によって違うと思いますが、わたしが以前勤めていた会社の中には、夏と冬のワンセットずつ返却すればいいだけのところがありました。
そのような場合なら、事前に返却することが出来るので、辞めたあとで会社へ制服を持っていくという面倒がなくて楽なのです。
クリーニングの必要がない場合
会社の規定で制服を返却してもらうことになっていても、返却された制服をその後使わない会社もあります。
そのような場合ならクリーニングの必要はありませんし、そのまま返すだけで十分なのです。
それなら辞めるその日に返却出来ますので、面倒はありませんよね。
また、返却すら必要ない会社もあります。
わたしが以前勤めていた会社の中には、制服を返さなくてもいいところもありましたよ。
制服を持って行く時
クリーニングに出した制服が出来上がれば、後日職場へ持って行かなければいけません。
その時に、手ぶらで行くのも気がひけるので、手土産用の菓子折りなどの準備をするなど気を使う人もいますよね。
もちろん辞める時に、ちゃんと挨拶してお礼の品などを配っているのであれば必要ないとは思います。
ただ、予想以上にお餞別をもらったり、あいさつができなかったりした人がいることもあります。
そんな場合には、制服を返却するタイミングでお礼をすることができるので、都合がよいこともあります。
いずれにしても本人の気持ち次第なのですけれどね。
持って行きたくない時
次の仕事が決まっていて、制服を持って行く時間が取れない時や、もう辞めたのだから、会社には二度と行きたくないような時などは、いっそのこと郵送してしまえばよいと思います。
ただ制服なので、梱包する時にあまりコンパクトにしてしまうと、しわが付いてしまうので、その点は気を付けます。
制服と一緒にメモなどで、ひと言あいさつを添えておけば充分だと思います。
郵送だと料金もかかりますし、ちょっと郵送は難しいという場合には、会社で仲の良かった人にお願いして、届けてもらうという方法もあります。
作業服なら家で着られる
余談ですが、わたしの住んでいる地域は製造業の工場が多くあるので、そこで働いている人も多いです。
現場で働く人の作業服は毎年複数枚支給されるようなので、退職時に返却する必要もないようです。
そんなわけで、定年退職したお父さんが畑作業をする際には、その作業服を着ているケースが多いのですよ。
作業服なので、きっと丈夫で長持ちするのでしょうね。
畑作業をしていても、どこの会社のOBなのか一目でわかるのですよね。
おわりに
わたしは転職が多いので、いろいろな制服を着ました。
制服を返却しなくていいケースも多かったので、何着か種類の違う制服を持っていた時期もありました。
新しい職場へ行った時に、いつか役に立つかもしれないと思って持っていましたが、結局は似たような制服でも素材や色が微妙に違うので、残念ながら次の職場で着ることはありませんでしたけれどね。