大雨や大雪などの悪天候や、事故やトラブルなどによって電車やバスが遅れてしまうことはよくありますよね。
でもそれが、よりによってあなたの大切な面接の日に起きる可能性だってあるのです。
面接の時間に遅れそうになったら、仕方がないから面接に行くのをあきらめてしまいますか?
それとも遅れるのは自分の責任じゃないから堂々と遅刻して行きますか?
どちらの考え方も損をしてしまいますよ。
せっかく手にした面接のチャンスを無駄にすることのないように、どんな対応をすればよいのかをお伝えしますね。
寝坊は論外
まずは、大切な面接の日に寝坊をしてしまって、面接時間に遅れてしまうのは論外です。
面接の日でさえ時間通りに来られないようでは、通常の仕事も寝坊して遅刻するような人間だと思われてしまいます。
当然採用されるのは難しいでしょう。
どうしても就職したいと思う企業であれば、せめて面接の日くらいは寝坊しないように万全の対策を取りましょうね。
別ルートを調べておく
ちゃんと時間通りに行動していても、電車やバスが遅延するトラブルに巻き込まれてしまうことはありますよね。
面接会場までの移動手段が複数あるのなら、事前に別のルートの所要時間を調べておきましょう。
念には念を入れるのなら、一番時間がかかるルートの時間で家を出ると万全ですよ。
ただ、早く面接会場に着いたからといって、約束の時間より10分以上も早く訪問しないように気を付けてくださいね。
連絡する
利用する交通機関が遅延していて面接の時間に遅れそうだと思ったら、すぐに企業の担当者に電話で連絡を取りましょう。
メールでは、すぐに見てもらえない可能性がありますので、電話で直接話をするのが確実ですよ。
仮に、ギリギリ間に合いそうな時間だったとしても、事前に連絡を入れておくことでもしもの時に備えることができます。
また、連絡する場合も面接の始まる時間の5分前といったギリギリの時間では、あまり意味がありません。
遅れそうだと思ったらなるべく早く連絡をしましょう。
企業の採用担当者も、時間の変更などの対応がしやすくなります。
具体的に報告する
企業の担当者に連絡する内容は、電車やバスの遅延で面接に何分遅れそうなのかを具体的に伝えるようにします。
遅れそうな時間は大体の時間でよいのですが、あまり短めに時間を伝えないようにしましょう。
もし、伝えた時間に間に合わなかったら、結局その時間にも遅刻したことになって、せっかく事前に時間を連絡した意味がなくなってしまいます。
また、場合によっては担当者から指示をもらえることもあります。
「遅れてもよいので、○○時○○分までに来てください」とか、「それなら日程を○○日に変更しましょう」とか企業側の都合によっては面接時間や日程が変更になる可能性もあります。
企業側は、指示を与えたあなたが的確に行動に移せるのかどうかも、面接の判断材料にするでしょう。
評価を上げることもある
面接時間に遅れることの対応が完璧にできていれば、企業からはあなたがトラブルに対する適切な対応ができるとの評価をもらえる可能性があります。
仕事に於いてトラブルは常に発生するものです。
そんな時に、事前にどのような準備をしているのか、トラブルに対しては適切な対応ができるのかが重要になってきます。
面接時間に遅れそうになったときに、臨機応変にあなたが対応できていれば、十分に社会に通用できると思ってもらえるでしょう。
お詫びする
何とか面接会場にたどり着いたら、時間に遅れてしまったことをあやまります。
遅れてしまった理由があなたのせいではなくても、まずは誠意を込めてお詫びしましょう。
どんな事情であれ、相手を待たせてしまったことには変わりはありません。
「電車が遅れたのだから仕方がない」といったような態度では、あなたの評価を下げてしまうことになりますよ。
おわりに
大切な面接の日に、トラブルに見舞われるのはついてないことかもしれません。
でも、逆にピンチをチャンスに変えてあなたが評価してもらえるように、就職活動をがんばってくださいね。