大事な日に限って体調を崩してしまうことは、よくある話ですよね。
いつもは元気なのに、今年はじめての風邪をひいてしまったとか、昨日の晩ごはんにあたってしまったといったトラブルに見舞われてしまうのです。
それが、面接の日だったら最悪ではありませんか。
そんな最悪な状況を少しでも回避するために、できることをお伝えします。
病気にならない
とにかく病気にならないことが一番です。
体調不良を理由に面接が受けられないとき、企業側の印象としては「先が思いやられるな」といったところでしょうか。
最初からこれでは採用したとしても、「しょっちゅう体調を崩して休むのではないか 」、「そんなことでは仕事を任せることができない」と思われてしまいます。
残念なことに、面接を体調不良で受けられなかったら、仮に後日面接を受けられたとしても、マイナスのイメージからスタートしてしまうのです。
いくら優秀な事務員でも、大切な来客のある日や伝票の締切日に病気で休むようでは会社にとても迷惑をかけてしまうことになります。
仕事をする上で健康であることはとても大切で、あなたの武器にもなるのです。
日頃から規則正しい生活をして健康管理に気を配っていれば、元気に過ごせるのではないでしょうか。
がんばって行く?
もし、体調が悪くなったとしても、風邪をひいて鼻水や咳が出る、ちょっとおなかの具合が悪いという程度ならがんばって面接に行きましょう。
企業側はあなたの面接に合わせて仕事の都合をつけてスケジュールを組んでいます。
突然あなたの都合で、スケジュールが変更になったのでは、印象が悪くなってしまいます。
ただ、高熱が出ているとか、歩くのも大変といった具合なら面接に行くのは控えた方がよいです。
もしも、インフルエンザなどにかかっていたらあなたが感染源になってしまいますので、疑わしい場合は正直に企業側に身体の状態を連絡しましょう。
インフルエンザでなくても、面接会場で体調が悪化するようなことになれば会社に迷惑をかけてしまうことになりますので、がんばりすぎることだけは避けてくださいね 。
メールより電話をする
体調が悪く、面接に行けない状態であれば、すぐに企業へ電話で連絡を入れておきましょう。
仮にそれまでの連絡手段がメールであったとしても、電話で直接お詫びを入れた方がよい印象になります。
もし、風邪で声が出にくいのなら先にそのことをメールで伝えておいて、「メールでもお伝えしたのですが…」とあとから電話をすればスムーズに話が進むと思います。
また、後日面接を希望するのであれば、まずは面接してもらえるかどうか会社側の都合を確認した上で、日程の調整をお願いしましょう。
面接が延期になったら
面接日を変更してもらうことができたなら、その日までにしっかり体調を整えましょう。
せっかく日程を調整してもらったのに、次の面接日に「やっぱり体調が悪そうだな」といった印象だと採用されることは、まず不可能だと思います。
面接では、体調を万全にして「先日はご迷惑をおかけしました」とお詫びのことばからはじめるとよいですよ。
元気に受け答えすれば、前回の体調不良は一時的なものだったと思ってもらえますよ。
逆にまだ体調が悪そうだと、「身体が弱いのかな」とか「慢性疾患でもあるのなら仕事に支障があるな」といった評価になってしまいます。
おわりに
いくら体調管理をしていても、大切な日に限って具合が悪くなることは誰もが経験していることだと思います。
病気にならないことが一番よいのですが、もしも体調を崩してしまったとしても、どのように対処するかによって、あなたの評価が変わってくると思います。
でも、最悪の状態になったとしても、あまり悲観しないで下さいね。
誠意をもってお願いすれば、きっと企業側にも伝わると思いますよ。