上司や同僚の席の後ろを通るときに、気を付けておきたいこと。

席の後ろを通るとき 事務職

職場のキャビネットやコピー機などの配置によっては、誰かの席の後ろを通らなければいけないことがあります。

それが、上司の席の後ろだったらどうしますか。

不運にも自分の席の後ろ側が、みんなの通路になってしまっていることもあります。

背後を人が通るのって、気になるものなのですよね。

上司の席の後ろを通る

基本的には、上司の席の後ろ側を通ることは避けておきます。

多くの職場では上司の席は窓際や壁側で、オフィス全体を見渡せる位置にあるのではないでしょうか。

そんなレイアウトなら、わざわざ上司の席の後ろ側を通ることはないですよね。

上司の席

ただ、上司の席の近くにキャビネットやコピー機が置いてあることがあります。

そんな時に、たとえ近道だからといっても、上司の席の後ろ側は通らない方がよいですよ。

「そんなこと全く気にしないよ」といった上司だったり、通路として使うことを許可してくれていたりするのなら良いのですが、普通は上司の後ろ側を通らずに、遠回りになっても別の通路を通った方が賢明です。

やはり上司は立場上、大切な情報や機密事項を扱っています。

上司の席の後ろ側を通ったときに、意図しなくても情報が目に入ってしまうこともありますので、避けるべきなのです。

どうしても後ろ側を通らなければいけない場合には、上司にひと言声をかけて許可を取ってから通るようにすると、叱られてしまうなんてこともないと思いますよ。

そして上司が離席している時に、上司の席の近くをウロウロしていると、変な疑いをかけられてしまうことにもなりかねませんので、なるべく近づかないのが無難なのです。

自分の席の後ろを人が通る

以前勤めていた職場では、わたしの席の後ろ側が通路になっていました。

その当時は、仕事をしていてもなんだか落ち着きませんでしたね。

椅子を少しでも後ろに下げていると通る人の邪魔になるので、人の気配を感じると机側に移動していました。

仕事では経理を担当していたので、なるべく机の上にも書類を広げっぱなしにしないようにしていましたし、離席時のパソコン画面のロックには気を使っていました。

わたしもそうですが、人の席の後ろを通るときって無意識のうちにチラッと見てしまうのですよね。

後ろを通る人の様子がパソコンの画面に反射して、こっちを見ているのが写っているのに気づくと、ちょっと嫌な気分になるです。

席の後ろを通る

同僚の席の後ろを通る

わたし自身が後ろを通られるのが嫌いなので、他人の席の後ろを通る時は自分が嫌な行為をしないように気を付けるようにしていました。

机の上やパソコン画面は見ないようにして、素早く通り過ぎるようにするのです。

それでも、目に入ってしまうのですが。

また、ちょっと狭い空間の時には、一声かけて通るとスムーズですよ。

椅子を動かしてもらわないと通れないような状態でも、座っている本人は自分が邪魔になっていることに案外気付いていないことも多いのですよね。

うっかり情報を知ってしまう

上司や同僚の席の後ろ側を通ったときに、パソコンの画面や机の上の書類に公表されていない情報などがあって、うっかり見てしまったなんてことがあります。

人の知らない情報を得ると、どうしても誰かに話したくなってしまいませんか。

わたしは自制する自信がないので、とにかく見ないようにしますし、うっかり知ってしまったとしても、なるべく忘れるようにします。

わたしの経験上から、人より早く情報を知ってしまったり、人の知らないことを知ったりしたからと言って、そんなに得をすることもありませんし、かえって嫌な思いをするケースもあるのです。

知りたくもない個人情報などは特に忘れてしまうのが一番です。

レイアウトを変更する

上司や個人情報を扱う総務担当者などの机の後ろを、日常的に人が通るのはあまり感心できませんよね。

自分の席の後ろ側が通路になっているために仕事に集中できない人もいますよね。

もし、職場がそんなレイアウトだったら、席の配置を変えてもらうようにお願いするのもよいかもしれません。

ただ、レイアウト変更は時間と労力がかかりますし、ちょっとした配線工事などがあるとお金もかかってしまいます。

不便に思っているのが自分ひとりでないのなら、みんなの声を集めて上司に訴えるのもよいかもしれませんよ。

おわりに

わたしの今の職場は一人事務なので人の出入りも多くありません。

それでも自分の席の背後を人が通れないように机を配置しています。

やっぱり背後は自分では見えないので、壁などで誰の目もないと分かっていると安心できるのですよね。