自分の身なりに構っていられないほど忙しい人も、逆にいつもおしゃれに気を使っている人でも、面接となると普段のままでいいのかと不安になりますよね。
事務職を希望する女性だと、どんな髪型やメイクをすれば面接官に好印象を与えられるのでしょう。
前髪やサイドの髪はスッキリと
まず髪型ですが、前髪を作っている人は髪の先端が目にかからないように注意します。
また、全部おろしてしまうと暗い印象や幼い印象になってしまいますので、眉毛が片方だけでも見えるようにするとよいですよ。
自信がなくても、少しでも顔を出した方が明るい印象になりますよ。
髪の長さは肩につかなければ結ばなくても大丈夫だと思います。
でもセミロングの人はサイドの髪に注意が必要です。
面接ではお辞儀を何度もしますので、そのたびに髪が顔にかかるのが気になって髪をさわってしまうようでは印象を悪くしてしまします。
サイドの髪は耳に掛けるかピンで留めて落ちてこないようにしておくと、安心です。
そうすれば顔もしっかり出るので明るい印象になるのです。
コンプレックスがあってあまり顔を出したくない人もいるでしょうが、面接の間の数時間の我慢と思ってがんばりましょう。
長い髪は一つに束ねて
長い髪の人はダウンスタイルを避けて後ろで一つに束ねておくとよいですよ。
束ねるには黒いゴムを使って、ゴムを隠すためのヘアーアクセサリーは目立たない色の派手でないデザインにするのが無難です。
シュシュやヘアークリップはカジュアルすぎるので、使わないようにします。
また束ねる位置も低めにして、ポニーテールは避けた方がよいですよ。
細かいところにも気を配って
髪の色は黒かダークブラウンにして、転職活動の間だけはあまり派手な髪の色にするのは我慢しておきます。
また、転職活動が長引くと、きれいに染めていても時間の経過で髪の根元や生え際の色が全体の髪の色と違ってきますので気を付けておきます。
くせ髪やはねている髪は整髪料で整えてもよいのですが、香りの強いものは避けておきます。
面接の当日は時間に余裕を持って支度をして、寝ぐせのないようにきれいにセットすれば万全です。
当日の服装や持ち物についてはこちらを参考にして下さいね。
印象の良いメイク
普段あまりお化粧をしない人も、ファンデーションを塗ると顔色が良く見えるので、当日だけでもがんばりましょう。
ファンデーションの色は自分の肌に近い色(首の色にあわせる)を選びます。
リップやチークははっきりした色や、明るすぎる色はなるべく避けてオレンジ系やベージュ系のピンクで自然に仕上げると好印象です。
アイメイクは濃くなりすぎたり、はりきって書きすぎたりしないようにして下さいね。
年相応がよいです
自分の年齢よりも若い年代に流行っている髪型やメイクをするのは決して悪いことではないと思います。
でも、面接の時には年相応の方が落ち着いてみえます。
若作りをしている印象になってしまって、最悪の場合逆に老けて見えてしまうなんてことになります。
自分よりも若い人たちに負けないようにしたいところですが、あまり無理をしない方が良いのですよね。
証明写真と違いがないように
履歴書に貼る写真ですが、写真と面接時の本人との差がないように気をつけます。
証明写真を撮る際に、面接に行くときと同じ髪型やメイク、服装にしておけば間違いはないと思います。
写真を撮ってから長い月日が経過していたり、大きく髪型が変わってしまったりすると面接官もびっくりしてしまいます。
ただ大胆なイメージチェンジでもしない限りは、少しくらいの髪型やイメージの変化なら問題はないと思います。
また、履歴書の写真は撮影から3か月以内のものを使用するのが基本となっています。
古い写真を使っていると、やる気がないように判断されますので気を付けて下さいね。
おわりに
面接ではシンプルで清潔な髪型とメイクが一番よいと思います。
髪型やメイクのちょっとしたミスで、評価が下がってしまうなんてもったいないですよね。
事務職の求人では、おしゃれさやかわいさを求められることはないので、転職活動の間だけでも、無難な髪型とメイクを心がけるようにしておくとよいですよ。
そして晴れて採用された時には、おもいっきりおしゃれを楽しんで下さいね。